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世の中いろんな人がいます。でも、他人に迷惑をかけないのはオトナのルールです。キャンプ場で最低限度、心がけて欲しい基本的なマナーを以下に記します。

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基本的なマナー 「ゴミについて」

こんなこと、キャンプに限った話しではないし、皆さんそれほど非常識ではないだろうし、なにもわざわざ・・・と思っていましたが、キャンプシーズンを迎え、山野に放置されたゴミの山を見るにつけ、記述の必要を感じページを設けることにしました。
ゴミの分別がどうとか、そういうテーマではなく、ゴミに関わるキャンパーのモラルを問う内容にしてみました。心当たりのある方は、早速、改めて下さい。


問われる「キャンパーのモラル」

キャンプをひと通り行えば、よほど工夫しない限り、それなりのゴミを排出します。
キャンプに限らず、自然の中へ入って遊ぶ際の当然のモラルとして昔から言われていることに、「ゴミは持ち帰る」「来た時よりもきれいに」があります。
ですが、最近、キャンプ場や砂浜、森や川原で、こんな光景を目にしたことはありませんか?

キャンプ場の洗い場で・・・
残飯で詰まった排水口、そこからあふれる排水で洗い場のシンクはチャプチャプ状態。排水口の出口には、ニンジンのかけらやウドンやラーメンの短いヤツ、ご飯粒などが散乱し、それにハエがたかってブンブンブン・・・。
でも、これはまだ良いほうです。
洗い場のコーナーに、生ゴミがそのまま放置してあったり、シンクの上にビニール袋に入れた生ゴミが放置してあったり・・・・。
誰かが片付けてくれるのを期待して置いていったのでしょうか。それとも、後で回収するつもりで忘れていったのでしょうか。
川原や砂浜で・・・
美しい砂浜やさわやかな渓流、でもよ〜く見ると、不思議な物体があちらこちらに・・・。
石ではないし、流木ではないし、???
なんと、それはゴミ袋なのです。中には食材を包んでいたであろう紙ゴミやビニールゴミ、ビールの空き缶、生ゴミがぎっしり・・・。
誰かが片付けてくれることを期待して置いていったのでしょうか・・・。
テントサイトの焚き火の跡で・・・
まず、焚き火の跡がそのまま残っていることが不思議です。焚き火の後始末をしないままで撤収してしまったのでしょうね。山火事にでもなったら、どう責任をとるつもりなのでしょうか。
更にひどいのが、この焚き火跡にゴミを放置して行くケースです。燃やしきれなかった紙ゴミ、ビニールゴミ、生ゴミ、はては紙オムツまで・・・・。中にはビールの空き缶をそのまま置いて行く悪質なキャンパーもいるようです。
木漏れ日の森の中で・・・
さわやかな木陰、さえずる鳥たち、一歩足を踏み入れると、そこはまさに別世界です。でも、あのあたりにやたらハエがたかっている場所が・・・。動物の死骸でもあるのかと見てみると、なんとそこには腐った生ゴミが!
ハエやミミズ、微生物が必死になって、土に還す作業を行ってくれているところでした。

紙おむつは持ち帰る

別に、キャンプ場に限った話ではありませんが・・・。
まだおむつの取れていないこどもをキャンプに連れて行く際、紙おむつの場合は、その後始末に困ります。だからといって、キャンプ場のごみ捨て場にそのまま置いてきたり、焼却炉に放り込んでくるのは困りものです。クサイですが、ビニール袋などに密封して自宅へ持ち帰り、決められた日に決められた方法でゴミに出しましょう。

紙おむつは燃えないんです
キャンプ場の多くは、キャンプ客の出したゴミのうち、燃えるものは焼却炉で燃やし、生ゴミは土に返し、空きビンや空き缶類は資源ごみとして業者に引き取ってもらいます。
紙おむつは燃えるから、焼却炉で燃やして・・・と思うでしょうが、実は一般の焼却炉程度の火力や焚き火では燃えないんです。外側の紙の部分は燃えても、おしっこを吸収したゼリー状の部分が燃え残ります。これを完全に焼却するには、キャンプ場が備えている程度の焼却炉には荷が重く、自治体のゴミ処理場が備えているような大型の焼却炉でないとムリなのです。

「ゴミは持ち帰る」は基本中の基本!

あなたのご自宅の隣の公園でバーベキューをやって、出たゴミはどうしますか?ほとんどの人は自宅へ持ち帰ると思います。そのまま、公園に放置して行く人は、まずいないはずです。
それがなぜ、キャンプとなるとゴミを平気で放置して行く人が増えるのでしょうか?
帰路のクルマの中がゴミ臭くなるのがイヤなのでしょうか。でも、そのおかげで不快な思いをするのは、あなたの後に設営する、あなたの知らない他のキャンパーなのですよ。
ゴミは、ものによっては自然の力で土に還ります。でもそれは、とても長い時間がかかるのです。
ビンや缶、プラスティックやビニールなど、自然の力では土に還すことのできないものもあります。
どうにも持ち帰ることができず、自然に「お願い」して土に還して欲しいのなら、せめて穴を深く掘って、土に還るものだけを細かく分別して埋めて行くくらいのことが、どうしてできないのでしょうか・・・。

キャンプ場によっては、引きとってくれる
キャンプの基本は「ゴミは持ち帰る」です。ですが、キャンプ場によっては、キャンプ客の出したゴミを引きとってくれるところもあります。
キャンプ場の指定する場所に、指定された分別ルールに従って、感謝しながらゴミを出しましょう。そのための別料金を請求されるのであれば、当然、支払うべきです。

キャンプは「自然破壊行為」そのものです

自然の中で遊ぶ際には、遊ばせてもらった自然を傷つけないように、細心の注意を払わなくてはなりません。
ただ歩き回るだけではなく火も焚くし、テントを張れば、その下の生物は呼吸と日光を遮られます。汚水をたれ流せば、微妙なバランスで成り立っている生態系に強烈なダメージを与えます。
キャンプを張るという行為自体は、実は立派な自然破壊行為です。細心の注意を払ってキャンプを行っても、どうしても自然は破壊されます。できるだけ早く元の姿に回復できるよう、精一杯の注意を払うのは、キャンパーの当然の義務です。
自然の息吹を感じ、自然の大きさを感じ、自然の大切さを学ぶために、必要最小限度の自然破壊を許してもらいながら、自然の中に入らせてもらうのだということを、どうか忘れないで下さい。
あなたが置いて行ったゴミのおかげで、あれほど豊かだった自然が、次に来る時には荒れ果てた姿に豹変しているかもしれません。しかも、その自然はあなただけのものではなく、他の人々すべての、更に次の世代、またその次の世代、さらにその子や孫、子々孫々に至るまで、未来に通ずる共通の財産なのです。
少なくとも、このサイトをご覧頂いた皆様が、キャンプ地にゴミを放置して行くという行為が、どれほど悪質で犯罪的な行為かを、理解して頂けることを祈るばかりです。


国立公園・国定公園内のキャンプ場

国立公園や国定公園などでは、石ころひとつ、落ち葉の1枚でも採取することが禁じられています。
当然のこととして、ゴミの放置は立派な「犯罪」となります。そのあたりの山野にゴミを不法投棄すると課せられる責任の他に、国立公園・国定公園の保護に関する法令に違反したという罪が加算されます。
例え、国立公園や国定公園でなくても、自然を愛する心を忘れずにいて下さい。そして、そのことを子供達にも教えてあげて下さい。


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