碧南市藤井達吉現代美術館がオープンしました!
平成20年4月5日(日)午前11時、テープカットが行なわれました。碧南市制60周年に合わせて竣工しました。
加茂議員は、小原地区選出の牛田朝見議員と2人で車で出かけました。
オープン時の企画展は「藤井達吉のいた大正」と題し、サブタイトルは「大正の息吹を体現したフュウザン会と前衛の芸術家たち」。6月8日(日)まで。
藤井達吉は明治14年、碧南市源氏町で6人兄弟の三男として生まれ、棚尾尋常小卒業後、知多の木綿問屋に奉公しましたが、14才のとき兄の台湾の雑貨商を手伝うため渡台。翌年、17才で名古屋の七宝店に奉公しましたが、このとき七宝技術や図案、陶器についての知識を高めました。その後、米国セントルイスの万博へ七宝作品を搬入したりオークションに参加することで美術の見聞を広め、また翌年まで米国に滞在したことでボストン美術館などのコレクションを見たことが、藤井の人生の分岐点となったとのことです。帰国後、七宝店を退職して上京し、わずか数年のうちに頭角を現し、現代工芸の前衛としてその地歩を確立しました。
芸術に志を持ついろんな作家が集まりフュウザン会を結成し、大正元年に第1回フュウザン会展を開催。いろんな作家がお互いに影響、刺激を与え、日本の現代美術の基礎となりました。
豊田市との関係は、藤井が昭和20年64才のときに当時の小原村へ疎開し終戦を迎えたときからでした。そのときに小原総合芸術研究会を発足。昭和24年には小原工芸会を創設し、続いて昭和25年に小原村農村美術館を開館したあと碧南市へ転居するまでのあいだ、小原和紙の工芸作家を育てました。
藤井は転居を繰り返したため住まいこそしばしば変わりましたが、後半生は郷里での後進指導に重きを置いていました。瀬戸の陶芸や小原の和紙工芸の現在の発展の基礎は藤井が築きました。瀬戸や豊田市小原地区には栗木伎茶夫氏、山内一生氏、加納俊治氏など、直接、藤井の教えを受けた方々がご健在です。
藤井はその後、昭和31年に沼津へ転居し、その年に岡崎市へ転居。昭和38年に湯河原町へ転居。昭和39年83才で岡崎市へ転居後、逝去されました。
なおこの美術館の木本館長は、豊田市美術館の木本主幹のお兄さんです。
碧南市藤井達吉現在美術館
所在地 碧南市音羽町1−1(旧碧南商工会議所会館跡)
電 話 0566−48−6602
面 積 敷地面積 1,883u
建築面積 820u
延床面積 2,425u
階 数 地下1階 地上3階
展示室 4室
収蔵庫 2室(ほかに一時保管室1室、荷解室1室)
その他 多目的室1室、創作室1室
空 調 展示室・収蔵庫とも温度22℃・湿度55%
開 館 午前10時から午後9時まで
休 館 毎週月曜日と年末年始
設計監理 鞄本設計名古屋支社
▼テープカットする来賓(左から永島卓碧南市長、樅山光徳市議会議長、小笠原幸男教育長、大村秀章衆議院議員、小林秀央県議会議員、平岩慶一名誉市民)平成20年4月5日(土)午前11時

▼美術館正面をバックに小原地区選出の牛田朝見議員と加茂みきお議員

▼ロビー壁面にある美術陶板。小原交流館のどん帳と同じ藤井達吉の作品

▼こちらもロビーにある藤井達吉翁の銅像

▼館内の作品は撮影禁止のためこのHPには掲載できませんでした。西側から東方向を見た美術館全景 |