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木輪更新

 

神明町山車の木輪(こま)が更新され

きょうお祓いと試し曳きがおこなわれました

とき: 平成16年4月10日(日)AM10:30〜 ところ: 小坂町・神明神社

神明町・山車の木輪(こま)が更新され、きょう晴天の下、神事とお披露目、そして試し曳きが行なわれました。

これまでの木輪は、すでに80年くらい使用されているとのことですが、古くなり支障がでてきたため新調することになりました。

水野建築(小坂町)で製材し、杉浦木型製作所梶i高岡町)で木輪を制作、そして活、豊鍛造(百々町)でタガをはめてもらいました。

特に、杉浦木型製作所鰍ヘ、トヨタ自動車鰍フ車の模型を制作している企業で、コンピュータ処理の加工を科学的に施工していただきました。

杉浦社長のお話では、「通常、堅い木の場合、含水率が10%以上だが、この材木は9%だった。こんな材木はこれまでみたことがない。このような材木なら100年どころか200年はもつのではないか」とありがたい評価をいただきました。

挙母祭の8台の山車は、すべて300年以上の歴史を持つ、豊田市ならびに愛知県指定の有形民族文化財です。

神明町の山車の起源は、記録から確認できるものとして、寛文4年(1664年)から山車を曳きだしている歴史を持ちます。

気が遠くなるほど昔から、地域の皆さんで守ってきた伝統文化ですが、地域に生活する人たちが営みの中で伝統文化を維持、継承してきました。その結晶が山車ではないかと思います。

きょうを契機として、ますます伝統文化を生かした街づくりをしていかなければいけないと強く感じました。

▼真新しい木輪(こま)を取り付けた組み立て後の新明町山車の前で記念写真

私は大神明山車保存会の顧問をさせていただいております

▼新調した木輪は、長年にわたって乾燥させたケヤキ材です

▼木輪のタガ部分。高温で熱したタガを木輪にはめ、水で冷却して締めました

▼彫刻は明治のものだそうです。漆と金箔は数年前に修繕しました。大幕は、他の山車と違い、不和童子の姿を三色で表現している。つまり、下から紺(洋上)、緋(袴)、白(白衣)の三色。黒の鴉(からす)の刺繍は、「片目鴉(かためからす)」と伝わる

▼山車正面の彫刻は見事です

▼最近、更新した神明町独自のけやき材の「梶棒」

▼後から見た台座部分。梶と台座を固定する綱は、毎回、人の手で丁寧に縛られる

▼挙母神社の禰宜による木輪を新調した山車のお清め神事

▼木輪お披露目式であいさつする小坂区の杉山允朗副区長

▼大神明山車保存会の野々山英雄会長から杉浦木型製作所鰍フ杉浦社長へ感謝状が贈られました

▼いよいよ神明神社から試し曳き出発です

▼曳いてみて新しい木輪の調子を見ました

▼高蘭(こうらん)と上山(屋根)。桜花爛漫の中を曳くのは珍しいことです

▼小坂区公民館前で梶を切る梶方のみなさん

▼小坂の通称・中通を曳く綱元のみなさん

▼子どもたちもたくさん出て綱を曳きました

▼区の役員さんはじめ多くの地元住民も曳きました

▼神明町はありがたいことに「子ども囃子」の応募が多く嬉しい悲鳴です

▼神明神社に戻ってきました。鯉のぼりが泳ぐ中の山車も珍しい光景です

▼神明神社・山車庫の前で綱元・梶方のみなさんが集合写真におさまりました

▼試し曳き終了後の山車。今年の挙母祭が楽しみです