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2002-11-3

　今回、200以上のHTMLファイルを書き換えるという大改装をしているのである。しかし、見た目は細かいレイアウト以外、ほとんど変わっていないと思う。それどころか環境によっては不具合がでてるかもしれない。（出ないように気を使ったつもりではあるけれど）

それなら、いったい何を変えたのか？

HTMLをスタイルシート（CSS2）を使って全面的に書き換えた。書き換えにあたっての目安は次の３点。

「FONT」「B」などの物理要素を排除して、論理要素＋スタイルシートで処理。
「TABLE」によるレイアウト指定をできるだけ減らし、「p」「dl」「ol」などで置き換える。
スタイルシート指定は要素の継承を丁寧に定義して、やたらに「クラス」は増やさない。

　いわゆる「HTMLでは見栄えを記述しない」というHTML本来の定義に沿った仕様に近づけたわけです。アクセシビリティとかリーダビリティとか色々思想的に言い出すと面倒くさいようだけど、正直そのへんはあまり考えてない。

　なにより、見栄えの操作をスタイルシートにまかせたおかげで、ずいぶんHTMLソースがすっきり軽くなった。単なる自己満足だけではなく（それもだいぶあるけど）これ以降、更新がかなり楽になるはずである。

その他の変更や変更しなかったところ

フレームを使ってナビゲーションを表示しているが、「うざい」と感じる人もいると思うので、「フレーム解除ボタン」を設置した。フレームなしでも、それなりにページ間の移動はできる設計にしたつもり。なら「フレームを使う必要ないじゃん」というのが決まり文句だけど、自分で自分のページにアクセスするときにはナビゲータがあった方が楽なのだ。よってあくまで自分のため。
外部サイトへのリンクは別ウインドウを強制的に開く仕様。これも嫌う人が多いようだけど、今回は変えなかった。自分が他のサイトにいったときも別ウインドが開く仕様のページの方が好きなのだ。よってあくまで自分の好み。
スタイルシートを使ってフォントは固定ポイントで指定している。これもあまり推奨されないようだが変えなかった。ナビゲーションはフォントサイズを変えられるとレイアウトがくずれてアクセスしずらくなるから、当分はこのままいくつもり。メインのウインドはそのうち相対指定に変えるかもしれない。

参考にしたサイト

参考にはしたけれど、根っからルーズな人間なので、とうてい勧告すべてに準拠したHTMLは書いてません。書けません。