2002年3月31日 (日)  びっくり雷雨

びっくり雷雨


    ↑時折聞こえる雷鳴に耳が動く

 授業の最中、激しく雷鳴が轟いたかと思うと間もなく激しい雨が降ってきた。子ども達はおおはしゃぎ。トイレに行く許可を貰ってついでにこっそりと雨勢を観察して帰って来る者もいるようだ。電灯がフッと1秒くらい消えると火のついたような喚声が上がる。その気持ちもわからんではないので叱らない。「静かにしてごらん、その方が迫力が出るから」と促すと、教室はすぐに静かになる。電光が煌いてからズドンと音がするまでの間をわくわくと計っているのだろう、作業もロクにせずに、外の様子に聞き耳を立てているだけの輩もいる。子どもと同じ気持ちで外の変化に耳を欹てる。駅前通りに面した建物なので、大雨で混乱したのかクラクションの音も雷鳴に混じって聞こえてくる。ちょっと下を覗いてみると知らない間に大渋滞になっている。

 仕事が終わる頃には雨はほとんど上がり、傘が無くても歩ける程度になっていた。通り雨だったのだろう。まだ送迎の父兄の待ち構えるホールを会釈しながら足早に通り過ぎ、仕事場から10分弱の家路を急ぐ。仕事に出るときに風通しを良くするためにニッキ(と私)の寝室の窓を開け放しにしてきたことを思いだしたのと、雷鳴にニッキがパニックを起こしてケージの中で暴れているのではないか心配だった。幸い、弟夫婦が車で駆け付けてくれて、窓を閉め、ニッキのケアをしてくれていたため、ヤツはケージの中でのっそりと寛いでいた。干し鱈を2尾、慰謝料として与え、水浸しだったらおそらく作業にかかったであろう1時間ほどを割いてニッキと遊んだ。

2002年3月30日 (土)  空を見て、風を感じ

空を見て、風を感じ


 深夜まで窓ガラスを殴っていた激しい雨が上がり、遠く丹沢の木々までが見渡せるほどに晴れわたる朝を迎えた。強めの風と共に、初夏のような陽射しはわずかな時間で、しっとり湿ったニッキの被毛をフカフカにするのを助けてくれる。サモエドには少々厳しい暑さとみえて、ニッキは舌を出してコンクリートに腹を着けて目を細めている。それでも、革でできたボールを転がすと大砲の弾のように勢い良く追いかけて行く。

 気圧が高いと気分も高揚するのか、普段ならついつい先延ばししてしまう仕事も、勢いで片付けてしまうことができる。そして仕事に疲れたとき、気分転換をするには晴天の戸外に出るに限る。もう少し暖かくなったら公園で昼寝でもしてみたい。仰向けに空を見ていると頭の中の湿り気もカラッとしてくる。

2002年3月30日 (土)  2002年3月29日 (金)分  感激

2002年3月29日 (金)分  感激


 卒業生から手紙が届いた。かわいい表情からは想像できない負けず嫌いな女の子で、最後まで諦めないで困難な目標を追い求めた。そして、念願だった、お姉さんと同じ中学校にこの春から通う。仕事に出る前のひととき、桜色の便箋に書かれた優しい感謝の言葉をありがたく胸にしまう。その余白には、お座りをしているニッキの挿絵が描かれていた。同じく桜色の封筒にはサモエドの封緘シールが! ちょっぴり感激して不覚にも涙ぐんでしまった。

2002年3月28日 (木)  感謝

感謝


       ↑お控ぇなすって!

 仕事から帰って家のドアを開ける。ニッキの声が聞こえない。不安な気持ちでケージの前まで急ぐときょとんとした顔でこっちを見上げる。つい今しがたまで眠っていた顔だ。着替えを済ますとヤツも前足を揃えてギュッと伸びをし、それから「今までとっても寂しかったんだぞ。さ、早く外に出してよ」と催促するかのような奇妙な唸り声を出す。仕事の真っ最中に、家に異変があったらどうしよう、暖房器具は全部消してきたよな…と不安に襲われることがある。家に戻って、のんびりしたニッキの顔を見ると「あぁ、良かった」と毎日のように思う。それなのに、しばらくすると無事でいるのが当たり前なんだよなと、心のどこかで思ってしまう。万が一、ニッキにもしものことがあったとしたら、何を犠牲にしてもいいから、もう一度だけニッキと会いたいと思うことだろう。今日、こうして無事にニッキに会えることを、お腹をさすって遊べることを深く深く感謝しなければならないと思う。

2002年3月27日 (水)  今日も寒い

今日も寒い


   ↑「途方に暮れる」ってこんなポーズかな?

 昨日の接続不能状態は、どうもプロバイダの方に原因があったようだ。BBSの方にも掲示しておいたけれど「緊急メンテナンス」を行うとのこと。接続状況が不安定なために行うメンテナンスなのではないのだろうか。そんな気がしてならない。

 だとすれば、結局、昨日のシステムチェックは骨折り損の草臥れ儲けだったということになるが、原因の所在がいずれかにあるのかを見極めないまま点検作業に着手した自分も軽率ではあったのかもしれない。実際、ネット人口の増大とトラフィック量の急激な膨張によって、大手プロバイダといえども、その対応に苦慮しているのであろう。手探りの状態であろうことが想像できるだけに、「ふざけんなこの野郎!」という言い方はできない。プロバイダだけでなく、有料のBBSについても「開かない」「書きこめない」といった不具合が発生しているようである。

 自動車やエアコンといったものも複雑なメカニズムを持った機械であるが、故障の原因が「その物の外」にあるということは近時極めて希であろう。しかしながら、ネットに接続したPCとなると問題の原因は本体なのか(それもハードかソフトか)、モデムなのか無線LANなのか、あるいは接続先なのか接続経路なのか雲を掴むような話になってくる。そうなってくると、一応の対応をしてみても、「こんなとこ実際は関係ないんじゃないかなぁ」と疑いの気持ちばかり強まってきてだんだん煮詰まってくる。そんな精神状態では他のことをやってもうまくいかない。ニッキにも敬遠されてしまうようだ。結果論から言えば、さっさと風呂にでも入って酒を飲んでいれば次の日には問題なく動作していたのだということになるが、それができないのが自分の弱さなのである。

2002年3月26日 (火)  アクシデンタル メランコリー

アクシデンタル メランコリー


     ↑「好き好き」をするニッキ

 今日から春期講習。急に冷え込んだことや仕事に出るのを見送るニッキのこと、書きたいことは山ほどあるのだけれど、どういう訳か朝方から@ニフティを介したフレッツの接続ができない。ADSLモデムの異常なのか無線LANに不具合があるのか、@ニフティに問題があるのか皆目見当がつかない。他のプロバイダを経由したり、電話回線を利用したりしてなんとか顔を出しているが、普段当たり前のように接続できる状態が維持できないということは非常に不安である。もう少し様子をみてから対策を講じるつもりだが、少々ダメージを受けている。

2002年3月25日 (月)  桜満開

桜満開


     ↑誘惑には負けない!

 桜が満開の公園でしつけ教室に参加。今日は長時間のフセの復習の後、座った姿勢からのフセ、スワレ、フセという形での切り換え動作を円滑に行う。春休みということもあってか、トレーニング光景を物珍しそうに眺めて近寄って触ってこようとする子ども、奇声を上げて近づく幼児に保育園の遠足。極めつけは棒を振り上げて東屋の柱を叩いて犬を刺激しようとする悪ガキ(保護者同伴!)など何でもあれの大賑わいだった。公園の中では一番トレーニングしやすい場所も。花見と程よい気候のせいで、普段とはずいぶん違った景色になっている。ニッキと共に学ぶラブのゲンタ君は、近所の風変わりな子どもに対して警戒心を抱くようになったとのことで、今日のエキストラの協力?はよいトレーニングになったようだ。ニッキにとっても、ざわついた場所でも臥せていないといけないのだということを理解できる場になったと思う。



 最後に「コイ」のトレーニングを行ったが、先生の連れてきたイチ君とマックス君が気になるようで、マテの状態からリリースするとどうしてもそちらに向かってしまう。先生の誘導もあったのだが、ニッキが途中で自らの意思で進路を変更して、自分の方にやってきてくれたときは本当に嬉しかった。2時間近くの集中で最後は駄々をこねていた。もういい加減に遊ぼうよという感じで飛びついてくるのを「イケナイ」と制止していたところ、先生から「できるだけ否定語を使わない方がいいコミュニケーションを取れる」と教えていただいた。こういう場合には「下ろせ」とか「離せ」というように具体的指示を与える方がよいということだ。成る程、いろいろと学ぶところが多い。

 教室が終わった後、満開の桜の下でニッキの記念撮影。ベビーカーに乗った男の子とのツーショットも微笑ましい。フードの注文に立ち寄った「クッキー」の看板娘クッキーちゃんとの遊び方も少しずつジェントルになってきているように感じた。



2002年3月24日 (日)  花冷え

花冷え


        ↑激しい撮影風景

 今日も暖かいだろうと思っているところに夕方からの寒さ。それほどでもないはずの冷え込みが体に堪える。今日は月に2回ほど訪れる町田教室で昼から夜までの特別授業。町田も結構大きな街になってきた。ミニ新宿の風格さえ見せる。本や文具の購入は大体ここで事足りる。

 立ち食いそばで空腹を満たし、子ども達が走り回る賑やかな(うるさい)教室の控え席へ。小学校では5年生の子ども達も、塾では入試が終わった2月1日からは6年生として扱われていたが、ようやく顔つきがホンモノの6年生らしくなってきた。思えば、この仕事に就いてから自分の授業スタイルを振り返るとずいぶんと穏やかになったと思う。今では3ヶ月に1度くらいしか怒らなくなった。真面目にはやっているけれど、ナマイキ盛りの子ども達(もっとも電車の中で他の教室生が騒いでいると張り倒してやりたくなるが…)と突っ張り合うこともなく和気藹々とやっている。もちろん単純に事勿れ主義に堕したというのではなく、子どもの悩みや立場というものにも多少なりとも理解が向かい、彼らが多少ダレていてもヒネていても軌道修正できるだけの自信と余裕ができたからだと思う。かつてのように授業の場の秩序維持を第一に考えていたときに比べて、むしろ子ども一人一人に目が向いていることを感じる。

 ところがニッキに対してはそうは行かない。心を読まれ、必死になるほど余裕を失いドツボに嵌まる。犬はもっと自分に近いところにいるので、客観的に扱うのが難しいのだと思う。それでいてヤツは自分が愛されていることを知っている。心を鬼にして…明日はしつけ教室。

2002年3月23日 (土)  信じることの大切さ

信じることの大切さ


 今日のニッキは、サモ友に送るためのほっかむり画像を撮影しようとしたとき以外、自分で言うのも何だが非常に素直だった。午前と夜の独り遊びもこちらが心配になって様子を窺いに行くほど手を掛けずに遊んでくれていた。朝食時も夕食事もそれほど長時間やらせたわけではないが、しっかりと臥せて(臥せ方自体はあまり美しくなかったが)「ヨシ」の合図を待っている。環境如何でコマンドが全然入らないこともあることは承知しているものの、信号での「スワレ」「フセ」「マテ」、ケージ内での「スワレ」「マテ」と、緊急時以外(例えば吐きそうなとき)何かの区切りごとにさせるようにしたことが少しは身になってきたのかもしれない。ここで、自分が「かもしれない」などと言っているうちはダメなのだろう。たとえば、今日は出発まであまり時間がないので、1回で思う通りに動いてくれないとイヤだなと思っているような場合、自信のなさや焦りをすぐに見抜かれ、その気持ちを見透かしたような態度でピョンピョン跳ね回ってコマンドを無視する。実際のところこちらがニッキを信用していなかったのだから仕方がない。機械(PCにはちょっと似たところがあるが…)にコマンドを与えるのとは相当異なる。犬にはそういった疑いを察知する能力が非常に高いのだろう。だからこそ、気持ちが通じてこちらの意図するところを理解してくれたときに大きな感動があるのだと思う。

2002年3月22日 (金)  朝から暑い

朝から暑い


 朝から初夏のような熱が部屋に篭って寝苦しい。ニッキにとってもこの暑さはたまらないだろう。昼前にボールを投げて数本ダッシュをさせる。持ってきたボールを素直に渡してはくれないが、自分の手の届く範囲にわざと転がして相手との間合いを計る。そこをすかさず取り上げてもう一度投げてくれることを待っているのだ。最初から素直に渡してくれれば、何度でも遠くに転がしてやるのに。ヤツにとっては相手をじらすことも遊びの一つなのだろう。

 夕方から午前中の暑さが嘘のように、かなり強い雨が降ってきた。雨の強さは近くの国道を走る車の水切り音と風に吹かれてガラスに当たる音とで大体判断できる。開放していたままの窓を閉めたので、ニッキの臭いが篭ってきた。これはそろそろ「洗った方がいいですよ」という強さのものだ。雨の日は犬も落ち着いている。微かに聞こえてくる雨だれの音が心地よい子守唄になるのだろうか。

2002年3月21日 (木)  合格祝賀会

合格祝賀会


 祭日ということで普段の仕事の時間が朝にずれ込む。朝からの授業だというのに、子ども達は思いの外元気な表情を見せていたが、考えてみれば彼らはいつもこの時間学校で生活しているのだ。それにしてもお互いに新鮮な気持ちを与えてくれる、こういった「非日常」は好ましいものだ。ともすればマンネリ化してしまう仕事を、時間の違い、教室の明るさという条件の違いだけで、異なる視点で眺めることができるようにも思う。

 仕事を終えて一度家に帰り、ニッキの排泄と運動を済ませてから昨年担当した生徒の合格祝賀会に顔を出すために再度家を出る。昨年の仕事場までのルートが懐かしい。祝賀会もそろそろ終わろうかという頃に何とか間に合ったが、受験という厳しい試練を経てそれに打ち勝った子ども達の表情が非常に逞しいものに成長していることに、それでいて大らかな無邪気なものになっていることに感動した。もちろん高々1ヶ月半の間に体がズンと大きくなった子も目立つ。毎年、こういう光景を目にするのだが、経験的に「そんなもんだ」と慣れてしまうことのできない驚きがある。そして同時に1年という時の重さを実感するのである。

2002年3月20日 (水)  しばらく余韻

しばらく余韻


↑ペンションの朝食、美味かったなぁ。ボリュームも十分でしたよ。

 数日の間に渡っての残務処理と、会社に提出するレポート作成のため仕事部屋に缶詰になっていた。最初のうちは、サークルの縁に手を乗せて身を乗り出してくるニッキも飽きてくるとこっちの仕事など無関心で丸くなって寝てしまう。「いい気なもんだな人の気も知らず」と思っても不思議と寝姿からも勇気づけられる。ニッキが安心して寝られるのも、今自分が一生懸命働いているからだと考えると何だか温かい気持ちになってくるのだ。新鮮な空気を吸いに一緒に外に出ると「気持ちいいね!」とこっちを見ている。あと半分、一挙にやり遂げてしまおうという決意をする。

2002年3月19日 (火)  打って変わって

打って変わって


 今日は朝から会議。帰りは深夜となり、ニッキには淋しい思いをさせてしまった。夕方から弟と母が相手をしてくれたけれど、昼の間はケージで長時間の留守番だった。もうすこし犬のことニッキのことを理解できるようになったら多頭飼いを考えたい。1頭だけでは淋しがるが、2頭いれば屋上で一緒に遊んでくれるだろうと期待している。ただ、その場合ニッキの都合だけでなく、相手ワンの気持ちも考えなければならないし、扱い方もお互いが不満を持たないようにするなど大変なところもあるだろう。窮屈だが安全なケージに比べて、自由にすることで発生するリスクだってあるし、散歩のやお医者さんに診てもらうときの方法といった問題もある。ただ、ニッキに来てもらうときにも、「大変」は承知だった。さらに過ごしやすく快適になるのであれば、熟慮断行すべきかなとも思う。幸い周囲に多頭飼いの先輩がいらっしゃるので折に触れてインタビューしてみたいと思う。

2002年3月18日 (月)  箱根小旅行(3)

箱根小旅行(3)


      ↑これが噂の半次郎君

 いつもより早く目が覚める。旅先だといつもこうだ。すでに起きているニッキを伴って朝の散歩に出る。しっかりとマーキングして、また絶対来るぞと無言の宣言をしている。箱根の風は空気の分子まで違うのかと思われるほどよそ行きの風だ。嗅覚や触覚で今自分がどこにいるのかが感じられる場所はそうそうあるまい。ニッキは自分以上にそう感じているだろう。

 久しぶりにたっぷりした朝食をいただいてから、ニッキをドッグランに入れ、半次郎君と遊ばせる。激しい遊びをしているうちに、ニッキは茶モエドになってしまった。大きな犬同士の遊びは喧嘩のようにも見えるけれど、お互いに絶対に相手の急所を噛まないように気遣っているかのようだ。噛むべき場所を慎重に考えているような行動を取る。荷物を車に積み、サモ友のアドバイスに従い、コロコロでベッドの抜け毛を取ってからペンションを出る。気持ちよい思いを次の宿泊客の方にも同様に味わっていただきたい。とても篤く持て成していただいて、とても楽しい時間を過ごすことができた。また訪れたい。

 最後に:犬連れOKの他のペンションに泊まったことがないので比較することはできないが、とっても素晴らしいペンションだと思った。宿からPHSの64kデータ通信ができれば言うことがないのだが、まだ圏外のようだ。もっともこれはNTTの仕事だし、旅先でキーボードに触れるのも無粋かもしれないが、感動を「新鮮」な画像とともに送りたいと思ったのも正直な気持ちだ。

2002年3月18日 (月)  箱根小旅行(2)

箱根小旅行(2)


        ↑とってもご機嫌

 ペンションは昨年の12月にできたばかりということで、犬のことをよく考えて作られている。人にとっても快適そのもの。玄関のすぐ脇には、犬が足を洗える広い場所があり、すぐに使える状態になっている雑巾がどっさりと積んである。側にはウンチを捨てる専用のゴミ箱もあり、訪れる者が気持ちよく建物の中に入ることができるような思いやりを感じる。フローリングの床は、決して犬にとって歩きやすいものではないが、特殊な樹脂を染み込ませた床ということで、非常に傷がつきにくくなっているものらしい。初めから犬仕様にしてあるペンションはそれほど多くはないということ。なるほど、もうすこし早く来ていれば、我が家の床にも採用したのに。次のリフォームを考えよう。室内も深いピンクをベースにした落ち着いた雰囲気。パブリックスペースには不思議な沢に向かってテラスが付いていて洒落ている。この他にもドアの金具や蛇口を締める感触に至るまで、オーナーさんのこだわりを感じる。

 我々が泊まる2階の部屋からは芦ノ湖も見えるという最高のロケーション。各室にはわんこ用の豪華なベッド。トイレトレー、オレンジの香りのする消臭剤(洗剤兼用)とタオル、小さなコロコロが用意されている。初お泊りということもあって、ケージの中で寝てもらうことにした。友人を強羅駅まで迎えに出る。途中、夕方の富士を見る。箱根っていいなと思う。暮れていく夕方の空を惜しみながら、友人を車に乗せ、15分ほどで宿へ。オーナーさんの好意で半次郎君と遊ばせてもらっていたニッキが嬉しさ(興奮)のあまりお洩らしをしてしまったらしい。減点1。ただ、なかなか思いっ切り遊べるお友だちがいなかったのに、ニッキが仲良く遊んだとのこと。少しは役に立ったのかも。

 19時から豪華で美味しいフレンチをいただく。ニッキはいつものカリカリで少々申し訳ない。考えてみればやつが主賓でなければならないのに。次回はもう少し工夫をしよう。オーナーさんご自慢のお風呂に入っている間、ニッキがわんわんけたたましく吠えていた。

 入浴してからオーナーのご主人と0時近くまで話す。いろいろと経験の豊かな方で、理想のペンションはまだまだこんなもんじゃないとおっしゃる。自分としては今のままでも実にすばらしいペンションだと思うのだが。そして、ご夫妻のわんこ思いはペンションに賭ける以上に深い。

2002年3月17日 (日)  箱根小旅行(1)

箱根小旅行(1)


     ↑ペンション「ポーテラス」

 朝は結構早く起きたのに、なんだかんだと雑務が入り、出発が昼前になる。こういうときはスパッと出てしまうのに限る。相模原から厚木を経て、小田原厚木道路のICに差し掛かったところでニッキが戻してしまう。朝ほとんど食事を取らない状態のまま車に乗せたのがいけなかったのだろう。小田原を過ぎるまでPAがないので、ニッキに話しかけながら気持ち急いでアクセルを踏む。PAでニッキを散歩させ、濡れ雑巾でケージの中を拭く。吐瀉物は拭き取っても臭いが篭ってしまう。Sさんからいただいたミントの消臭剤をスプレーしてから風を入れてようやく治まった。箱根の坂も、ニッキの体調を考えてちんたらと登る。今までなんで意味もなく飛ばしていたんだろうかと反省した。天下の国道1号線といえでも急にくびれて、異様に狭くなっている場所があるものだ。

 チェックインの時間には相当あるので、宿泊先のペンション・ポーテラスを下見しておくことにした。湖尻から大涌谷の方に折れる道を一歩奥に入った坂の途中にあるくすんだピンク色の建物を発見。HPで見たのと一緒だ。駐車場に車を入れると黒い大きなムク犬が歓迎して車に駆け寄って来る。他のお客さんと思われる車の荷室にはなんと、サモエドが! じっくりと確認したかったのだが、買ってからまだ1ヶ月の車が黒犬君に引っ掻かれてはタマラナイ。一旦退却してまた後で、ということで湖尻の芦ノ湖キャンプ場へ。

 外に出たくてたまらなかったニッキはケージのゲートを上げると、飛び出すように車外に飛び降りる。芦ノ湖の波打ち際を通って、深良水門まで散歩。途中、リードを外して逃げてみたり、遠くから呼んでみたり。臭いを嗅ぐのに夢中でも距離が離れるとさすがに不安になるのか、早足で寄って来る。ここで「こい」の練習をすれば効果があると思ったのだが、湖面から10m以上高くなっているところもある。大事をとって「冒険」は避けた。

 1時間程の散策を経て、15時30分にポーテラスへ。サモエドの正体は、ネットでのサモ友Oさんの寿々奈ちゃんだと判明。でっかいムク犬はペンションのオーナーさんのとこの半次郎君。ペンションのドッグランにニッキと寿々奈ちゃんとを入れて遊ばせる。時々ニッキは寿々奈ちゃんに唸られていたけど、とっても楽しそうだった。

2002年3月16日 (土)  早いなあ

早いなあ


     ↑一杯引っ掛けた?

 明日はもうお泊りだ。今年も実に早く過ぎていく。そこへ持ってきて桜の開花宣言などがなされると、春を飛び越してもう夏がやってくるのではないかという錯覚に陥ってしまう。夏もいいのだが、何ヶ月も続くと嫌われてしまうだろう。日中などニッキは今からヘッヘコヘッヘコ舌を出して荒い息をしている。カンカン照りになったら、湖に投げ込みにでも行くかな。

 仕事から戻り、ニッキのトレーニングをしてから21時30分よりお泊り用品のパッキングを始める。ニッキが早速勘付いてわさわさと動き出す。ニッキの持ち物ばかりに気が行ってしまい、自分の着替えや洗面用品を忘れるところだった。当日の朝に支度をすると必ず何か忘れる。目薬や耳掻き綿棒のような些細なものが結構重要なのだ。今回はドライヤーを忘れるところだった。物が少しずつ多くなってきたので、いっそのこと「旅パック」のようなものを人用、犬用と普段から作っておこうかとも思う。ニッキとのお泊りもこの1回で終わるはずがない。明日はあまり調子に乗らずに、慎重に行動しよう。それでも十分楽しいはずだから。行ってきます。

2002年3月16日 (土)  3月15日 (金) 分

3月15日 (金) 分


 昨日、本日15日分のノートを確保するのを忘れていた。実際、仕事や雑務のためにニッキをどこへも連れて行けず、明後日からのお泊りに備えてケージの中をきれいに掃除し、ベッドカバーやシーツを洗濯するといった程度のことしかしていないのだが、不思議とホッとできる一日だった。普段なら屋上に出すと30分程度でアルミのドアをどんどこ叩くニッキも、気分が良かったのか、立ち上がって相模原の町並みや丹沢山塊を興味深そうに眺めていた。その姿が微笑ましくて、顔を並べてニッキの見ている方を一緒に眺めているとすごく幸せな気分になった。ボール遊びと引っ張り縄での運動の後、額が汗ばんでいた。バウッと短く吠えての「ねぇ、もっと遊ぼうよ」という表情には勝てない。

2002年3月14日 (木)  過ごしやすい気候

過ごしやすい気候


 この時期にしては日中ちょっと暖か過ぎるのかもしれないけれど、今日は暑くもなく寒くもなく過ごしやすい1日だった。花粉症の人にとってはせっかくの過ごしやすい気候もあったものではないのだろうが…。食後に清見オレンジを食べ、戸外でニッキと戯れる。もう暫くするとニッキにとってはつらい季節になる。夏の間、できれば月の半分を箱根辺りで過ごせたらと思う。夢に向かってがんばろう。

2002年3月13日 (水)  広場の偵察(2)

広場の偵察(2)


        ↑お山の大将

 自治体がドッグランを作ろうとすれば動物を飼っていない人、嫌いな人からの反発があるのかもしれないが、こうやって特に使い道の決まっていない場所があれば利用しない手はない。今後都市は住民の年齢構成その他で多様化の一歩を辿るだろう。だとすれば住民の要望を反映することのできない自治体は怠惰だと言わざるを得ない。公園での野球やスケボーを禁止するのは簡単だが、実際にはそうは動いていないし、養生中の芝生に平気で犬を入れてウンチを放置していく市民もいるにはいる。ただ、問題の多くは「公園」という入れ物にすべての役割を期待し、各自がある程度の遠慮と妥協をして振舞うのが当然だという公園管理者側の驕りのような気持ちにあるのではないのだろうか。若い人向けに、公園の一画をミニバスケのコートにすればいい。また、自己責任という前提でスケボーの広場も作れば良い。糞の放置には市のポイ捨て条例を厳しく適用することを前提に犬も入れる芝生広場を作ればいい。ベンチに座ってお茶を飲み、コースをジョギングするだけが公園の使命ではあるまい。自宅のようには行かないまでも、1人1人の個性を伸ばし人間性を高める場所としての公園、他者に害を与えない限りでの多様なニーズに応えうる公園に脱皮して欲しい。公園が「自分たちの場所」だという認識が高まれば、自分の家の庭に糞を放置する人間がいないのと同様、本来の公共心・公徳心というものが育っていくのではないのだろうか。

2002年3月13日 (水)  広場の偵察(1)

広場の偵察(1)


 ↑ドッグランのように扱われている避難場所

 我が家から自転車で20分程度の場所にある淵野辺公園の脇にある広域避難場所まで散歩に出かけた。数ヘクタールはあると思われる広大な敷地はぐるりを背の高いフェンスで囲まれ、1ヵ所だけ幅30cmくらいの隙間ができていてそこから入れるようになっている。「どうぞご自由にお入りください」とは書いていないものの「立ち入り禁止」とも書いておらず、淵野辺公園の一部をなす公有地ということなので、一納税者として堂々と入ることにした。中にいるのはキャッチボールをしている人と、黒ラブをノーリードで遊ばせている人くらい。隣に設備の整った公園があるので、わざわざ何もない広場になど来ないのだろう。交通量の多い道路に面したフェンスの下の方が破れていたのでノーリードにはしなかったが、うんと長い紐でもあれば思いっ切り遊べそうな場所だ。敷地の中には雑木林も残り、昔の工場跡のような「遺跡」もあって面白い。ニッキもいろんな臭い集めに集中していた。

2002年3月12日 (火)  あまり役に立たない技術

あまり役に立たない技術


 ニッキのカジカジの痕を補修してみた。木地の地肌は隠すことができた。壊されては直し壊されては直ししているうちに当世第一のわんこ被害の修復専門家になったりして。今までにプラの衣装ケース(吐き出したピースもつないで形にした)、散水リールの取っ手などを整形復元した。お蔭で木工パテやらコンパウンドやらが増えてきた。いずれは型取りにもチャレンジだ! 直した物には不思議と愛着が出るのでニッキに感謝か。

2002年3月12日 (火)  便利になっているようで…

便利になっているようで…


     ↑ちょっとお疲れの笑顔

 パソコンがどんどん性能の高いものになっていく。10年ほど前には外部記憶装置は40MBもあれば何でも詰めこめると思って狂喜したものだ。一太郎Ver.3なんかも愛用していたが(海賊版だったような…)、すごい! 字に色が着けられる。字の大きさが変えられるぞ! なんて無邪気に喜んでいたのが思い出される。そして「ギーギー」うるさいドットインパクトプリンタの騒音でさえ、いっぱしのホームオフィスを構えたような気分にさせてくれた。

 そして今、当時のシステムがオモチャのように見えるくらい(ここに至るまでに携帯電話とインターネットの普及という地殻変動があった)パソコンのスペックは凄まじく向上した。新聞の折り込みチラシを見れば「入門セット」でさえ2年前に購入した愛機を遥かに凌ぐものになっている。プリンタの性能に至っては隣の部屋にいれば稼動音が聞き取れないくらいの静穏さで、しかも画質は写真と見紛うほどの出来だ。たしかに、一昔ならば考えられないプロにしかできなかったことを素人のレベルにまで引き下げてくれたという功績は賞賛に値しよう。インターネットは地域格差を解消し、直接・双方向のコミュニケーションを可能にしてくれた。すごいことだと思う。プリンタ等のメンテも楽になったし、多少は問題はあるものの無理なことさえしなければトラブルシュートも一方的にユーザに責任を帰するような人を食ったものではなくなったようにも感じる。

 ところが、パソコンの進歩が自身の生活それ自体を豊かにしてくれたかと言えば、まだ「そうだ」と言い切れない煮え切らなさが残る。それは恐らく1日に24時間しかないことから来る時間の使い方ないし配分に起因するのだろうが、常に高圧縮の時間の中に放りこまれているのためか、緩やかな時間の流れに自分を調整しづらくなっているようなのだ。便利になったのだが、その分の疲れもまた負担しているということか。

 そんな中でニッキと生活することで、スイッチがうまくできるようになってきたのかも知れない。単純な懐古主義に拠って新時代の果実を味わえないのもつまらないことだ。ただ、パソコンを目の前にしていても隣からニッキが身を乗り出して肩などを叩いてくると、「何をこんなに急いでいるんだろう」と冷静に自身を見直せるように思う。

2002年3月11日 (月)  ニッキと共に学ぶ

ニッキと共に学ぶ


  ↑おいおい噛むなよ。かわいくないぞ!

 日記の画像に合わせるかのように、寝室のリクライニングチェアの肘の部分をガジガジしてしまった。ニスが禿げて木地が露出してしまったのでフローリング用のマニキュアを塗って傷をごまかした。

 今日のしつけ教室は10分以上のマテの訓練。5分までなら何とか持つのだが、ヘリが飛んだり、犬の吠える声が聞こえたりすると待ち切れなさそうな表情になり鼻を鳴らす。そこで持ち堪えてくれることもあるのだけれど、あと少しというところで立ってしまう。ニッキと一緒にマテのトレーニングを行っていると普段聞き取ることのできない実に多くの音が耳に入る。人間の耳もかなり小さな音でも聞き分けているようだ。枯葉同士が擦れる音、遠くのテニスコートから聞こえる掛け声、人が歩くときに踏みしめる砂利の音。犬と一緒でなければ味わえない音の世界に浸ることができる。五官が研ぎ澄まされたせいか、ニッキのうん○袋からもそれらしき臭いをキャッチした。そして、ニッキがなかなか言うことを聞かないときの自分自身の心の動きまでが手に取るようにわかってくる。いつか書いたかもしれないが、犬のしつけを通して自分も多くを得ていることに改めて気付く。

 PS:↑画像、ムネオ氏にちょい似。御免ね。

2002年3月10日 (日)  お惚気

お惚気


↑仕事をしているの尻目に居眠りを決め込むニッキ

 深夜まで仕事をしていると、「もうそろそろこっち来て寝ようよ」とニッキがキュンキュン呼ぶ声が聞こえてくる。かわいい。

 いつもの仕事の前に別件で新宿まで出る。用を済ませ、帰りに無印良品に立ち寄り、サモ友Mさんから教えていただいた新製品の入浴剤「グレープフルーツ」その他を買う。パッケージがシンプルな分、中身に期待が向かう。店を後にして歩行者天国になっている通りを駅に向かって歩く。大道芸に群がる人々。中には怪しげなものもあるようだ。あんなところでサモエドの芸をやったら1週間分の生活費が稼げたりして…。もっとも愛嬌を振りまくだけのニッキでは無理かもしれないが。アルタ裏の康龍というラーメン屋が美味しいと聞いたので店まで行ってみたが、2時近いというのに長蛇の列。平日を狙うことにして諦めた。町田まで出て大戸屋で昼食。前会計なのでメニューからゆっくり選べないのがこの店のデメリットだと思う。ラーメン屋なんかでも食券制や前会計が増えてきているけれど、客を信用していないようで少々味気ない。効率を考慮してのこととしても、「美味しかった、ごちそうさまでした!」という気持ちでお金を払うからいいんじゃないのかな。

2002年3月8日 (金)  何もない中に

何もない中に


 今日は特に何もなかったと思う日でも、決して見逃してはいけない意味を持ったできごとが隠れているように思う。ご飯を食べ、ニッキを遊ばせ仕事に出る。たしかに当たり前のように1日が動いていくけれど、いろいろな行動を積み重ねた1日が織り成されていくのであって、何もなかったというのは何もしなかったというのとは意味が違う。1日を紡ぐひとつひとつの行為。それは明日にも10年後にもつながっていくのだから。その中に歓びはあったか? 緊張感はあったか? 何もなかったと処理してしまうのは、惰性で1日を遣り過ごしてしまった己の怠惰の故ではなかったのか、あるいは自分の周囲にすら新鮮な感動を得られなくなった鈍さのためではないのかと省みる。いつも通りも尊いけれど、それに何かを付け加える意気込みがあってよい。失敗と面倒を恐れず、今までの状態から1歩を踏み出す気持ちを忘れないようにしよう。日記というのは未来のために書くものなのかも知れない。

2002年3月8日 (金)  ぬう

ぬう


 ↑仕事の途中にちょっかいを出してくるニッキ

 朝方、体の左側にある重いカタマリが邪魔で寝返りが打てないので目を開けると目の前にニッキの顔があった。いつもはベッド下の長座布団で寝ていることが多いのだが、何を思ったかベッドの上の空きスペースを占有していた。自分の寝床よりも寝心地が良いと思ったのか多少見晴らしが利くと思ったのか。普段リビングのソファの上には乗ってはいけないと叱っているのだが、自室のベッドはカバーも掛けており、大人しくしているのなら問題も無いかということで暫くそのままにしておいた。起きて目の前にニッキの顔がある。多少圧迫感はあるけれどずっしりとした幸福感も与えてくれる。

 午後になる前に、定期検診のためよこやまだい動物病院へ。目薬を貰うついでに、近頃よく舐めるようになった左前足の部分を診ていただく。赤ちゃん指しゃぶりのようなものに近いらしく、元々炎症があるわけではないが、このままにしておくと皮膚が厚くなってタコのようになってしまうので、注意が必要だと言われる。普段近くにいるときには制止することができるが、留守番のときにはカーラーを付けなければならなくなるかもしれない。

 病院を出て、横山公園に移動し梅の咲く芝生広場でニッキと休憩する。今日くらい暑いとサモエドには辛いみたいだ。舌をだらんと垂らしている。帰り道、「クッキー」に立ち寄る。サモ友のAさんが月曜日にいらっしゃったようだ。はなちゃんとお店で合うと、クッキーちゃんを前にしてニッキはどのような行動を取るのだろうか。いずれじっくりと見物しよう。


    梅の花とサモエドって意外に合う?

2002年3月7日 (木)  深呼吸して日記

深呼吸して日記


 1日24時間あって、そのうち寝ているのが約6時間。起きていても仕事をしている最中だったり、新聞やテレビに関心が向かっているなどでほとんどの時間が自分の外部に向けられている。「未来も過去も自由にできない、自由にできるのは現在というただ一瞬だけなのだ」ということはよく聞くところなのだが、その「現在」でさえ、いったいどれほどが自分の時間と呼べるものなのか。1日を振り返ってみると覚束なくなる。それでもこうして拙い日記をまとめている時間、ニッキを抱きしめて深呼吸して優しい匂いにじんわりとする時間、そういう時間の中にたしかに「今」というものがあって、そこに自分が関わっているのだということを確認できるように思う。気がつかない間に流れてしまう時間ではなしに、時刻の集積としての時間となるように心がけたい。

2002年3月6日 (水)  サモエドレスキュー

サモエドレスキュー


 サモ友のSさんがご自分のHPにサモエドレスキューのページを追加した。引越しなどのやむを得ない事情があって手放さなくてはならなくなったサモエドを新しい家族の許へ送るという趣旨のページである。飼えなくなった事情も通り一遍のものではないのだろうし、愛犬を手放さなければならなくなった側のつらさも理解できるけれど、家族から切り離されるサモエドからしてみれば何も信じられないほどの絶望と人間不信に陥ってしまうだろう。そして、子犬なら里親募集も容易だろうが成犬だとそれも難しい。そんな状況の中でサモエドレスキューのページを立ち上げてくれたSさんの決断に拍手を送りたい。そして、サモエドはとても良い家族になってくれるのだということを多くの人に知ってもらい、途方に暮れているサモエドを迎え入れるだけの余裕がある人にはぜひ、家族の候補として考えてもらいたいと願う。きっとその温かい気持ちの何倍もの幸福感を与えてくれると思う。

 サモエド1頭すら満足に扱えない人間がこんなことを言うのも憚られるけれど、サモエドが多くの喜びを与えてくれる犬であるこということは真実である。どういう協力ができるかわからないが、できるだけのことはさせていただきたい。

2002年3月5日 (火)  食欲不振

食欲不振


↑手作り飯台(やっと引っくり返さないようになった)

 今日は朝食こそ残さずに食べたものの、夕食に興味を示さない。フード屋さんからサービスでいただいた天然素材の酵素を振りかけたのが気に入らないのだろうか。朝食前と夕食前に胃液を吐いたのも気になる。少し疲れているのだろうとケージの中で休ませていたがゲートを開けると勢い良く外に飛び出てきた。体力は十分過ぎるくらいあるので恐らく心配はないだろう。明日もまた吐くようであればお医者さんに行って来ようと思う。いつも思うのだが、わんこが吐いた後は背中を摩ってやるのがやっぱり楽なんだろうか。水を飲ませてからできることと言えばそんなことくらいなのだが、もっと良い方法があれば教えていただきたい。

2002年3月4日 (月)  整理整頓

整理整頓


 ニッキと暮らすようになって整理整頓の大切さを痛感するようになった。ニッキを出して食事を与えるとき、足を拭くとき、目を拭くとき、そして車に乗せるとき、降ろすとき、一つ一つの手順に付随して必要な物がある。例えば足雑巾、顔用のウェットティッシュ、作業が一通り終わった後のコロコロや消臭剤。車のゲートを下りるときのすべり止めカーペット。そのうち一つが欠けていたり、洗濯中だったりすると手順が狂うばかりか、思わぬ方向に被害が及ぶ。散歩やオフ会のときにも最初は不要なものを一杯抱えて、事が起こるごとにあれこれと探すのに手間取っていたが、ほとんど不要な物を持ち歩いているということに気付いた。整理にもいろいろあるのだろうが、犬と暮らすための整理は仕事をする上での整理に近い。家の中で文具や衣服をきちんとしておくのとは違い、アクションと共に必要になる物の優先順位が変化していく。犬と暮らしていくうちに、犬の行動に馴染んだ対応に少しずつ慣れていくのだろうが、また同時に、犬の行動パターンを相当程度制御できなくてはまずいのであろう。間接的ながらニッキに整理整頓の何たるかを教えてもらっている。

2002年3月3日 (日)  ひな祭り

ひな祭り


   ↑取り敢えずひな祭りは関係ないね

 夕方から勤め先の塾の合格祝賀会。勤続×年の記念品として品の良い懐中時計をいただいた。今使っている腕時計は無印良品で買った結構お気に入りのものなのだが、第一志望に合格した生徒にあげる約束をしてしまったので、その後どうしようか悩んでいたところにやってきた懐中時計。ポケットから出す手間はあるものの、時を知ることの重みを感じることができるだろう。願わくば幸せな時を刻んでいきたい。

 2次会で軽く飲んで帰ってきたら、ニッキがシクラメンの鉢を引っくり返してしまったらしい。犯行現場がそのままにしてあった。ため息が出た。

2002年3月2日 (土)  ダイエーリニューアル

ダイエーリニューアル


    ↑北斗君は一国一城の主である

 近所のダイエーがリニューアルし、5階にダイソー(紛らわしいが…)がオープンした。Sさんの所で見た犬用の食台を真似て、植木鉢スタンドとそれにちょうど嵌まるサイズのステンレス製調理用ボールを買った。これで200円とは安いものだ、うまい買い物をしたと喜んでいたのだが、ニッキのヤツ、鼻でボールを外して地面に落とし、スタンドまで倒しやがった。虚ろな金属音を聞きながら「世の中そう甘くない」と思った。それにしても我が家から徒歩圏内にダイソーが2店もあって食い合いにならないのだろうかと心配する。ダイエーにも88円ショップという直営ショップがありなかなか複雑だ。できることなら無印良品に出店してもらいたかった。

 水曜日に遊びに行ったMさんから北斗君とニッキの写真が届いた。とっても仲良しの兄弟(親子?)のように見える。サモエドの笑顔って本当にいい!

 風の噂で聞いたのだが、小学校時代の恩師と同級生の幾人かがこの数年の間に相次いで亡くなったらしい。そんな年齢になってしまったのかとしみじみ思う。何があっても負けないでがんばりたい。

2002年3月1日 (金)  新しい仕事だ

新しい仕事だ


    ↑スレンダーなパトリシアちゃん

 3Dソフトを使って立体図を起こす仕事の手伝いを任された。いつでもどこでも働いていないとニッキを幸せにはできない(笑)。3次元で生活していてながら、平面上で3次元感覚を維持するのは結構難しい。ニッキより若いはずのPCのシステムリソースも限界に近い。大昔、NECのRXという286マシンを使って「P1エグゼ」というワープロソフトを起動してそのレスポンスの遅さに閉口したことなんかを思い出した。ただ、作業を通して「3次元」とはどのような概念なのかを改めて認識する面白さがあって、普段使っていない頭脳が鍛えられるような感じがした。3次元画像でオブジェクトを作成するツールもあるので、ソフトに慣れたら3Dニッキも作ってみたい。将来の夢であるドッグランや別荘もPCの中なら容易く作ることができる。容量の問題もあるのだが、いずれはHPの中に仮想サモエド共和国なんぞも作れたら最高だ。はまりすぎてリアルニッキと過ごす貴重な時間を失わないように注意したい。すこし時間に余裕が生まれたら今月中にニッキと旅行をしたいと思っている。