[366] SAAB340B-WT
投稿者:本日晴天
投稿日:2002/03/16(Sat) 21:05:33 |
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生まれてはじめて・・・かどうかは確証がないが、プロペラ機に乗った。ターボプロップ機は、厳密にはジェット機とも言えなくはないのだが、プロペラ機としての特性が強いので敢えてプロペラ機と呼ぶ。
さて、プロペラの双発機と聞けば、古くさいボロ飛行機というイメージをもたれがちだが、これはハイテクを駆使した現代機である。サイズは海軍の一式陸攻より一回り小さい機体だが、高温・多湿・高々度と過酷な条件にも堪え、高出力の大型ターボプロップ・エンジンは悪天候での飛行も可能にしている。海上保安庁がYS11の後継機にこのサーブ340を導入するなど、信頼性の高い機体と言える。 もっとも、メーカー各社は小〜中型機も、ターボプロップではなく純然たるジェットとして開発しようとの動きが盛んである。そのためサーブ340はすでに生産中止されている。だが、速度が遅く、操縦に対するレスポンスが早いターボプロップ機は、今後も救難や哨戒に使用され続けることであろう。
そのサーブ340に乗って、釧路−千歳間を飛んだのだが、意外に早く到着した。40分ぐらいのフライトか。巡航速度450km/hのサーブ340と、巡航速度800km/h以上のMD87とで、所要時間があまり変わらないというのはどういうことなのだろうか。旋回性能や着陸時のプロセスが大きく違うサーブ340とMD87とでは、飛行経路が大きく違うということか?それとも、近すぎてジェットのMD87は速度を出しきれないということか。ま、釧路空港を出たときのMD87の急加速・急上昇は、サーブ340の比ではない強烈さではあったが、MD87も平均すると500km/h程度で飛んでいたのかもしれない。この事情については調べてみたいが、資料がなかなかなさそうである。
それにしても、サーブ340は揺れに揺れた。私はなかなか乗り物では酔わない人間なので平気だったが、滑走している段階から上下左右にゆれるフライトは、乗り物に弱い人には向かないかもしれぬ。 あと、ターボプロップのエンジン音というかプロペラが空気を切り裂く音というか、プロペラ機の音はやはり独特だね。WWUの映画に出てくるプロペラ機と同じような音だったので、思わず感心してしまったわい。 せっかく北海道エアシステムでサーブ340を使っているのだから、次に札幌−釧路間を移動するときもサーブにしようかのう。これは病みつきになるわい。 |
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Re: SAAB340B-WT
投稿者:課長 -
2002/03/19(Tue) 21:38:53 |
どうもです。こっちはもう桜が咲き始めましたよ。 今年はあんな札幌でもワールドカップがあるので、フーリガンには お気をつけてくださいね。大通り公園で夜な夜な騒ぎつづける フーリガンを想像すると、族より恐いですね。
プロペラ飛行機・・・なんかいいですねぇ。私なんかプロペラ機には 一度も乗ったことがないので、アナログチックなところに興味ありますね。 加速にはうるさい私ですが、飛行機の加速時にはすくならからずわくわく します。その後は恐いですが。
ではまた近いうちに・・・。 |
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投稿者:本日晴天 -
2002/03/20(Wed) 17:11:37 |
札幌にやってくるであろうフーリガンに対しては、ホテル・旅館などは戦々恐々としているようですね。警察も暴徒を想定した訓練を繰り返しているようで、ローカルニュースにたまに流れます。 暴力の過激さは、海外(と一概に言うのはよくないが)の方が激しいようですからねえ。サッカー開催機関は、気を付けなければ。私自身が、検問で不審がられたりして。
>プロペラ機
離陸のときなんかは、ジェット機と比較して加速は弱いです。しかし小回りが利くので、旋回の急なこと急なこと。ジェット機とは違った荒っぽさがあります。着陸のときは、プロペラ機の方が揚力を確保できるので、長時間かけて丁寧に着陸コースをなぞる必要がないらしく、強引に落っことす感じでいいですぜ。ほんと、アナログな機械であります。
ま、数日後に東京へ行くので、そのときにでも・・・。 |
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