何だかんだ言っても、野菜を食わないと調子がよくない。しばらく学食と簡単な炭水化物だけで食事を済ませていると、それを実感できる。だから、野菜は定期的に喰わないとならぬ。
そういうわけでピーマンはよく買うのだが、炒めることが多い。
洗って生でかじっても、食えなくもない。ピーマンは生でも食える。しかし、野菜は多少ビタミンがぶっ壊れようとも、加熱して大量に食った方がよい。そういうわけでピーマンを炒めるのだが、いまひとつ量が食えない。
不味くて食えないのではなく、炒めるのではうちのフライパンでは大量生産が出来ないからである。大ざっぱに千切りにして、そうして炒めても4個ぐらいが限界か。
味付けは定番の塩コショウに、ナツメグ。
ナツメグは、ピーマンのような苦いものに対して有効だ。苦みが緩和さけるわけではないが、なんか苦みがうまさとして引き立つような気がする。
うまく火が通るときはまあまあうまい。
しかし、均等に火を通すのは難しい。ピーマンの表面は焦げやすく、中に熱が伝わりきる前に、表面が焦げたりする。ピーマンって、そう薄くない上に、形が複雑な曲線だからね。
そういうわけで、今回のは火が通っていなかった。
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