呼吸と血圧が・・・
1999年10月04日(月)

 今日、久々に棒術部の稽古に出た。私はこう見えてもヒマではなく、今年度に入ってからは、そう頻繁には稽古に出られなくなっていた。棒術部、サークルと言えどもそんじょそこらのスポーツを題目としただけの軟弱サークルとは違い、稽古は厳しい。武道サークルだから、当たり前か。しかも、この日はOBがいらっしゃり、厳しい稽古が予想された。
 今日は、昼過ぎにはとっとと帰って、ゼミ論の本でも読もうかと思っていた。しかし、たまり場で惰性的にダベっているうちに時は過ぎ、稽古の時間が近づいてきた。そして、この日の稽古の号令をOBがとることを知った。
 私に事情があることは皆知っている。私は院試を目指しており、稽古ばかりに時間をとれないのだ。このとき、このまま帰っても誰も咎めはしなかっただろう。
 しかし、この日4年生はおらず、3年生も1人だけ。これでOB稽古はつらいだろう。1人だけの3年生も、上級生扱いされる2年生も。そこで思い立って、部室に余っている得物を拝借し、体育で使ったジャージで稽古に参加することとした。
 正直、稽古はツラかった。体力云々ではなく、肺活量の限界と、上昇した血圧がツラいのだ。肩はキメられ体重をかけられるし、組み手では投げられまくるし、床には叩き付けられるし、なかなか愉快だ。平日の定期的な稽古にしちゃあ、運動量が多く、内容も過激だった。
 まあ、こんな日もある。


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