忙しい男
1999年10月11日(月)振替休日
午前5時に寝て、午前9時に起きた。午前11時までに上野に着かなければスケジュールが狂うからだ。
私と中国帰りの男・ケンシロウ(仮名)は、午前11時前にはなんとか上野に着いたが、國學院の男・総統(仮名)がなかなか来ない。彼は必ず30分単位で遅刻する男である。いつもならば大目に見るが、今日はそうもいかない。彼が遅れると言うことは、ハードスケジュールの中国帰りの男が、東京で行動する限定された時間を失うと言うことである。そのへんのことを、もっとよく認識して欲しいものだ。
なにはともあけ、なんとか國學院の男と合流し、アメ横をぶらつく。そして秋葉原。
秋葉原では、観光客が絶対に行かない(店と認識できない)ような深淵を軽く案内。それから中央線に乗って、いそぎ多摩地域へ戻る。
東京多摩地域には、もう一人高校時代の仲間・くさかりべ(仮名)がいるのだ。しかし、彼は仕事があるため、この日の午後しか時間が空かない。それで午前中東京見物をして、昼過ぎに彼の家に行こうとしたのだが、ここは私の采配ミスだった。
彼の家にいられたのは、わずか1時間半!メシを喰う時間もあったものではない。結局、「セガラリー」と「ソウルキャリバー」をやってそれで終わってしまった。
そして中国帰りの男は、急いで私の家にもどり、荷物を持って新横浜へと急いだ。ケンシロウはこれから、静岡へと行くのである。忙しい男である。まあ、大学を出たらこんなアホな旅行をする機会もないので、やりたいことを目一杯詰め込んだのだろう。
東京には、卒業前にまた来たいと言っていたが、また来て欲しいものである。今度こそ、高校時代の友を集めて、ゆっくりと酒でも飲みたい。