体育実技試験
1999年12月13日(月)

 本日は、体育の空手の試験があった。
 経験者の私としては、身体に染みついている動きである。しかし、満身は禁物。このような奢りこそが武道家として最も恥ずべきことである。
 演武場で観衆を前にして型を披露したときは、何ら緊張しなかったが、体育のテストに於いては恥ずかしながら緊張してしまった。


 何か別のことを考えていたというわけでもないが、視野狭窄になり、自分が何をしているのかもわからなくなった。しかし、技は身体が繰り出し、全く問題なく試験を済ませることができた。
 先生曰く、「実技試験では緊張して当然。普段の稽古は見ているし、緊張していても、どれだけ真剣に稽古に取り組んできたかはわかる」とのこと。実技は、身体でやるものだ。それを再認識した。


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