「БАЛЛАДА О СОЛДАТЕ」
1999年12月13日(月)

 ロシア語は、今回が最後の講義。来週は試験だ。
 しかし、1コマあまったので先生がロシア映画を持ってきて、それを上映した。
 タイトルは「БАЛЛАДА О СОЛДАТЕ」。邦題は「誓いの休暇」である。カンヌ国際映画祭最優秀賞などを受賞し、世界的に評価の高い名作である。しかし、私は後で調べるまでそんなことは知りもしなかったが。
 

 映画の感想の方は、姉妹サイト「映画と銃の魅力」にでも書いておこう。
 観終わってから、思わず物語の表現の仕方について書き付けた。それほどまでに印象に残り、表現技法と物語に感銘を受けたのである。


■後年記■
 私は後にロシア語道に本格的へ進み、語劇で「誓いの休暇」を演じさえした。今なお、最も思い出に残る映画の一つである。この作品との出会いは、この日の語学講義だったのだが、このとき観た「誓いの休暇」には本当に衝撃を受けた。特にラストシーン。後にDVDを買うのだが、字幕はこのとき観たものとは異なっている。今でもラストシーンの数行のナレーションについて、どのような訳がふさわしいか考えることがあるが、このときの流されたビデオの訳は本当にすばらしかった。


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