企業説明会にてクズを見る
2001年02月26日(月)


 今月半ばから、就職活動めいた事象にいくつか参加している。
 大学入学当初から私は大学院志望であったが、それは断念。経済的事情のため、と言っておこう。
 しばらく将来に対して惑い、国家公務員や幹候(自衛隊の幹部候補生)などいくつもの職を考えつつも、結局民間就職をメインにすることとなった。おそらく来年の私は、どういう企業かはわからないが、会社勤めでもしていることであろう。まあ、雇われればの話だが。
 志望業種・志望業界や具体的な就職活動に関しては、私にとってどのような不利益があるかわからないので、とりあえずは書かないこととする。


 具体的な就職活動の内容については書かないが、就職活動に於いて出くわしたクズについては、ぜひとも書きたい。
 今日はある有名企業の説明会だったのだが、私の後ろの席にいたクズ、ここまでのアホがこの一流企業を受けるつもりでおるとは。女連れで来やがって、知ったかぶりで女に「企業情報」とやらをひけらかし、極めて耳障りであった。バカ女とよろしくやりたいのならば、他にいくらでも施設があるだろうに。その話の内容もいいかげんで、くっだらねー情報でしかないというのに、それを連れの女に話して天下とったような気になっていやがる。
 奴が不採用になるのは奴の勝手だが、混み合い人口密度が過密のこの会場に於いて、私の耳元でムダに空気を振動させるな!私の鼓膜が汚れる。しかも、多分無意識なのだろうが、私のイスに何発も蹴りなどカマしおる。


 さすがに後ろ向いて何度かガンつけて挑発したが、奴らの見てくれには度肝を抜かされた。
 普段着である。
 それも原宿あたりに跳梁跋扈していそうな紫や金の前衛的な服なんぞ着さらしおり、男の方は金髪。女は、なんとピンクの髪をしてやがった。
 こいつはたまげた。なんの冗談だ?
 背広で来いとは書いていなかったし、別に調子こいた服装で来ようとそれが罪悪ということはない。しかし、就職活動をナメとんのか!「服で人格は測れない」とか「個性云々」とか、耳に聞こえのいい題目だけのくだらんことを抜かしたところで、それに聞く耳を持つ奴なんぞはまずおるまい。


 調子こいた服装、調子こいた態度、そしてなによりも、自分自身のクソくだらん話し声と私のイスにカマしている蹴りが、自分自身にとって不利益をもたらすことになるなどと考えてもいないことだ。このクズ・・・、私が席を立ってイスを蹴り飛ばし、こいつの顔面にヒザでもめり込ませたとしても、なんでそんなことになったのか想像もつかないことであろう。
 ここで私が奴にヤキを入れたら、「見所がある」として採用されんかのう。
 私もクズのために人生棒にふりたくないのでガマンし続けたが、説明会が一段落つき、会場移動する際の雑踏にまぎれて、「このガキが!」と一発ドスを決めて、ガンなど垂れておいたわい。


 会場移動して、次は各部門ごとの説明を聞く場面になったのだが、ここでも私は度肝を抜かされた。
 あるブースで説明を聞いているとき、ふと窓の外を見ると、例のクズ2匹がマルメンを決めつつ、外を闊歩しているじゃないか。クズが、途中でフケやがったか・・・。
 あんのクズカスのために、まっとうな学生2人分の席が失われたと思うと、腹が立つ。私のある後輩がこの説明会に申し込もうとして、人数が満員で断られたのだ。それを考えると、奴らは生きているだけで希少資源を損なう害虫だとの思いを禁じ得なくなってくる。
 奴らが今後どうなっていくのか、態度を使い分けどこぞの会社に潜り込み、それで何事もなく人生をまっとうできるのか、それはわからん。しかし、こういう他者をナメた、調子こいたガキに対しては、その独りよがりで甘っちょろいステレオタイプを破壊してさしあげたくなってくるのである。  


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