第2次自主WR、タイム大幅圧縮
2001年05月12日(土)


 2日前に1度行った自主WRだが、恒常的に行ってこそ精神・足腰・心肺が鍛えられると考え、再び朝っぱらからJR相模湖駅に降り立った。今回は安デジカメ持参である。定期的に写真を撮ってみたので、今回はコースについて解説したい。

経過時間表

弁天橋

10:52

城山

11:42

高尾山山頂

12:28

薬王院

12:35

高尾山口

13:20


グラサン(度入り)しているのだが、帽子がないと効果半減。

 WRスタート地点の相模湖公園。
 土曜と言えども、そうそう人の来るところではないらしく、二人連れの男女や、おばちゃん連中などが何組か見られただけであった。

 相模湖を出発して渡る弁天橋。ダムによって作られた人工湖である相模湖から、少しずつ流れてきているのがこの川。たまにダムが放流するため、この橋は放水の負荷を受けないために吊り橋になっている。
 ちなみに写真に見える斜面をこれから登っていくのだが、ここでヘバるようならば心肺を鍛え直さなければなるまい。まだこの辺りなんぞはスタート地点も同然なのである。 

この斜面の道を上っているうちなど、まだまだWRは始まっていないも同然。
滝のように見えるが、コンクリートで固められている。

 弁天橋を越えて、弁天橋から見えていた斜面をスイッチバック式に登ってゆく。このときに見られるのがこの滝。けっこう山の中にきた気分になれる。実際には住宅地の隣なのだが。

 件の斜面から弁天橋を見下ろす。
 ようやく斜面を登りきりつつあるところなのだが、ここを過ぎるといきなり住宅地に到達する。まだ、山登りは始まってもいなかったことに気づくのである。

こうした見ると、けっこう風情がある橋かも
この山の頂上まで登ります

 住宅地から山に向かっていく道路。
 これからあの山のてっぺんまで登っていくことを考えると、気が重くなる者も少なくないであろう。初めてWRに参加した者は、弁天橋からここに至るまでの斜面など、まだまだ序の口であったことを思い知るのである。

 城山まで登る道。ここが一番心肺に負荷がかかる難所といえる。撮影地点は、城山の休憩所までの中間地点にある、かつて売店であったであろう場所。ここからさらに1q以上登る。
 ちなみにこの服装、田舎の百姓ヤンキーみたいな厚地のダボズボンとダボシャツでは、重い上に登る時に邪魔になって仕方がなかった。山に登る服装ではない。

頭が切れているのは、セルフタイマーで失敗したためである

 先の売店跡地から城山までの中間地点、だいたいあと0.8qあたりにある場所。相模湖や中央自動車道、通り過ぎた住宅地などが一望できる。
 ただし、この辺りに到達する頃は、心肺がもっとも疲れ果てていると言える。臓器に自信のない人は、このへんで小休止をとった方がよろしいかと。

 城山。ここの休憩所には、意外と人が存在する。
 ここの売店では水、清涼飲料水、ビール、カップ麺、ナメコ汁など販売しているが、山岳料金のため割高。しかし、ここで数十円を惜しむようならば、脱水症状で倒れるかも知れぬ。
 大量の水を携帯して、足腰心肺に負荷をかけて重さに耐えるか、観光地料金を支払って水を買うか。ここは計画を立てていった方がいい。貧乏を笑うことはできないが、ここにきて数十円を惜しむ根性はいかがなものかと。

逆光気味

 城山を過ぎると、今までの峻険な登り道とはうってかわり、下り坂となだらかな上りの連続に。ここまで来ると、他の行楽客とも頻繁にすれ違うようになる。
 だが、いきなり山登りから下りに入ると、脚を痛めやすいので注意。急ぐことはない。あまり意識されないが、下りの方が足や脚には負担が掛かるのである。

 写真を取り忘れたが、高尾山山頂に至り、そしてすぐに薬王院などの神社仏閣を通り抜けることとなる。この辺りは携帯電話を使えなくもないが、とても不安定である。
 妙な格好でWRに参加していると、ここの神社仏閣へ観光に来ている外国人に写真を撮られるハメになる。

神社仏閣が続く
長い下り坂。延々と

 神社仏閣を抜けると、高尾山口、つまりこの山の反対側の入り口まで一気に下る。ケーブルカーやリフトもあるのだが、自分の足で歩くと、長い長い下り坂を歩き続けることに。
 急いでコケたり、脚を痛めないように注意が必要。また、このへんは車も通るので、後方注意も怠らないように。ちなみに中央大学主催のWRでは、当然のことながら歩いてこの道をくだらなければ、チェックポイントを通過できなくなっている。

 そして京王線高尾山口駅。私の自主設定WRのゴール地点。
 本番のWRでは、ここからさらに中央大学までの長い道のりを歩むことになるのだが、心肺機能に負担が掛かる難所はおしまいである。あまり長時間かけずに心身を鍛えるのには、山こそが最適である。
 で、私は大抵ここから中大に至り、そこでメシを喰うことに。 

文明世界!!


 これで第2次自主WRは終わったのだが、ここから私は中大に向かい、そこで白門祭実行委員主催の新歓スポーツ大会の観戦に向かった。何事もなかったかのように日常にもどって、何喰わぬ顔で大学構内をうろつくのも一興である。まさか、相模湖から山を越えて大学に来ているアホは、私ぐらいなものであろう。
 ちなみに、先日行った第1次自主WRでは、高尾山口に到達するまでに4時間近くかかったのだが、今回はだいたい二時間半で到達することが出来た。慣れなのか、少しは鍛えられているのか。タイムが縮まったことはうれしくもあり、今後も行うWRへの目安ともなる。有意義な行為であった。


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