参謀長、家宅捜索す
2001年05月13日(日)


 この日、HMX-12氏(仮名)、参謀長(仮名)とともに、棒術部女性部員O氏宅を訪問した。HMX-12氏のパソコン関係の用があったのだが、私と参謀長はその随員である。私はこの日、昨夜から参謀長宅でメシを喰い、酒など飲んでくつろいでいたのだが、所用で参謀長宅に来たHMX-12氏とともに出かけることにいつの間にかなっていた。
 パソコンラックの組立やらパソコンのセッティングやらで、私とHMX-12氏はドライバーやら刃物やらを扱って活動していたが、一方参謀長の方はと言えば、家宅捜索なんぞを。すばらしい鬼畜ぶりである。まあ、結局出てきた品は「エリーのアトリエ」ぐらいであったが。
 O氏宅では夕飯なぞを世話になり、その後、あまり遅くならないうちに帰ることとした。


 HMX-12氏は家が遠いこともあって帰宅したが、参謀長はと言えば、O氏宅からわりと近い別の女性部員宅を奇襲しようとの企てを。なんでも、全部員の家を捜索する企てらしい。止めてもそのまま帰るとは思えないので、一応私が同伴して某女性部員宅に向かうことに。ハンドルネームや通称名を書かないのは、彼女の名誉のためである。
 ここでも参謀長は家宅捜索を・・・度を超したことをしていた訳ではないので止めもしなかったが、参謀長の目的はや@い本の発掘であった。見かねた彼女は2〜3冊のや@い本(買ったモノではなく、人から貰ったモノだそうな)を差し出して、「うちにはこれしかない。処分に困っているからあげる」とのこと。参謀長は何が嬉しいのかや@い本を受け取り、「家に帰って、明日講義サボって読もう」とのこと。おそるべし。
 終電がなくならないうちにここも立ち去ったが、途中で電車が途切れ、いつもとは違った経路で帰るハメになったものである。


ちなみに、参謀長の主張が下にある。

 私は別に鬼畜な行為をした覚えはない!私の家は人が来るたびあら捜しの対象となるため、そのお礼をしたまでです。実際、他人の家を調査研究するのは私の日課となっているのであります。どうか、邪推をされませぬよう。

とのことである。まあ、確かに参謀長宅はかなり家宅捜索の対象となってきたことは、私が証言します。邪推とやらはしないとしても、だからと言って「お返し」が「鬼畜ではない」という論拠となるわけではないのだが。


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