第４次自主WR、無休完歩達成
2001年05月17日（木）

　私は残り１０単位だが、念には念を入れて最大修得単位メイっぱいの５０単位を履修している。そのため、今年も毎週平日５日連続で講義が入っている。単位をまともに修得している学生は、４年間の大抵の年を週休３日４日に出来るらしいが。
　だが、木曜日の講義を切ってもまだ卒業必要単位の倍以上が残る。そういうわけで、木曜は山の日とすることにした。いつまで続けるかはわからないけど。


　今日も電車で相模湖まで行き、そして歩く。今回の目的は、心肺に無理なく歩くペースをつかむこと。
　今までは、時折小休止を入れて休んでいた、休まざるを得なかったが、今回は立ち止まらない、立ち止まらなくてもいい状態を保とうと考えたのである。力んでヘバり、そして急に休むと、心臓に負担がかかる。ここはどんなにゆっくりでも歩き続ける方がいいだろう。
　第２次の自主WRのとき、老人の登山客に出会った。高尾山山頂へ続く、ビルにして６〜７階分はある石段を彼らは、かぎりなくゆっくりと上っていた。これを後ろからつけてマネしていたら、途中で必ずヘバった石段も、心肺にさほど負担をかけずに上れたのである。これを登り道全体に適用しようとの試みである。


　そして今日は、CDウォークマン持参。私は基本的にウォークマンを携帯したり、音楽をBGMに流すことはあまりしないのだが、２時間半も歩いていると、どうしてもヒマを感じたりもする。そのための音楽というわけである。選曲は以下の通り。

　都市から少しばかり離れた山の中で、こうした二次元曲を聴きつつ歩くのもまたよい。
　一般登山客と自分とのギャップがまたよかったり。
　東海自然道を歩いているジイさんやおばさん連中が、まさかすれ違う若造がかような二次元曲を聞いているとは想像もするまいて。まあ山でヘッドホンをしている奴自体が異様な存在なのだが。


　結局今日は、２時間半で高尾山口まで至ることができ、その間、便所と飲料水補給以外は一切立ち止まらなかった。割と急ぎのペースで登り、こまめに休んだときと所要時間はかわらないとは、有酸素運動としてはこの方が適切なのかもしれない。
　しかし、今日はいつもよりも水を消費した。ペースとどういう関連性があるのだろうか？
　そういえば、1999年の大学公認WRのとき、私よりも１つ先輩のI氏が、「ノドが乾いている方がビールがうまいから、ゴールまで一切水を口にしないことをしよう」などという愚かな試みを企てたことがあった。後輩の課長（仮名）も巻き込んで。結局彼らはその愚考を断念することとなったのだが、こんなことを続けていたら脱水症状で倒れるのがオチである。このときに限ったことではないが、I氏のこうした視野狭窄的な暴走には悩まされたものである。山を歩いていると、過去のことが思い出されたり、何かと考えが出てきたりして、愉快だわい。これだから山はやめられねえや。　

戻る