注4・・・
 自分がこれほど情熱を持って、これほど部のため人のために、これほど一生懸命にやっているから、うまくいくに決まっている。これほどまでに献身的に、全てを捨てて、絶大な労力を使って、部のため部員のためにやっている


 自分にとって、自分は特別。そんなことは当たり前だ。
 だからと言って、自分の活躍や費やした労力が、他者よりも勝っている、と考えるのは少し懐疑的に見なければ、自己有能感の妄想に陥る。
 自分が思っているほど自分はsometing(ひとかどの人物)ではない。
 また、自分が本当に凄まじい努力をしていると仮定しても、それが結果を出しているか、他者のためになっているかは別問題。「人のために」などと称するのはおこがましい。言うまでもないことだが、自分が為すあらゆる行動は、そうしたい、何かのためのそうしたい、という自分の感情を充足させる、「自分のため」の行動だろうに。
 こんな幼稚なこと言いたくはないが、本気で「人のために」何かをやっていると信じている人間にわりと出くわすのには閉口する。そして自分が何か偉大なことを為していると信じている人間にも。こうした人間には、謙虚に自己分析とやらをやってみることをお勧めする。多分、出来ないだろうけど。