「銀色」後、登校
2001年06月29日(金)


 眠れぬ。まあ私はしばしば眠れない夜があるのだが、睡眠を早々と放棄し、午前2時から徹夜で「銀色」をプレイすることとした。前々から家にはあったのだが、あまりゲームをやらない私はしばらく放置していた。シスプリも、買ってからプレイするのに数日の空きがあったものである。
 こうした二次元ゲームは、ノートパソコンの東芝satellite2140でやることにしている。メインのGatewayは、「QOH'99」を除いて、あまりゲームに使わない。


 凄惨な話であった。セフティネットのない近代以前の社会では、いかに人が簡単に死ぬか。
 人が生きていくのは、言い換えれば、生産手段を確保し続けていくのは簡単ではない。近代以降の社会では、一度口を糊する手段を失ったら、家や村など依拠するコミュニティを失ったら、人は生存することさえも難しい。
 1度クリアしたら2度はやらない類のゲームではあったが、そうした当たり前の過酷さの中で依拠するモノを失った少女はどうなるか、というストーリーには感じ入るものがあった。まあ、時代に対する認識が甘いのが難点だったが。


 徹夜し、昼までかけて「銀色」をやり、そして1度のプレイでクリアした。
 この日は間違ってもサボれない講義がある。
 「銀色」をクリアした私は、風呂に入って、メシ喰ってから大学に行き、5限までなんとか講義を受けて帰宅した。
 それから参謀長(仮名)から、「うちでサクラ3をやりませんか?コクリコと遊びましょう」という旨のCメールが届いた。このコクリコは、「サクラ3」のキャラクターが発表されたときから気になっていたキャラであり、萌えキャラになること間違いなしである。ドキャがない我が家では、人の家でやるしか邂逅する機会はない。
 だが、この日は徹夜明けでかなりすばらしい体調だったため、断念して寝ることとした。
 徹夜明けで、もう1晩徹夜してゲーム。出来ないことではない。
 だが、身体がどうも限界である。これから出かけて再び徹夜などしたら、死ぬのではないかと思われた。
 この日の晩は、よく寝られた。


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