第10回自主WR
2001年08月27日(月)

小汚い作業服で


 帰省していたこともあり、久々の自主WRである。今回は2リットルの水をスーパーで買ったそのままビニール袋でぶら下げ、服は汚れてもどうなってもいい作業服である。単に道路工事の合間に飲料水買い出しに行った労働者のようである。

一面ゴミだらけ 湖面。陸ではない


 1ヶ月ぶりの相模湖は、湖面と陸とを勘違いしそうなほどに、ゴミで汚れていた。木屑、葉っぱ、ビニール袋、ペットボトルなどなど・・・。
 人造物も浮かんでいるが、これはゴミを湖面に投棄したものではない。台風で湖周辺のゴミや木屑、砂、土などがすべて相模湖に流れ込んだのであろう。こうした木屑や葉っぱが水面で腐って、悪臭を放っていた。
 ちなみに画像にも写っているが、モーターボートが自らの航跡が立てる波で、ゴミをダム方面へと寄せていた。見事な操縦である。


 そういえば、いつぞやの上映会で「電脳警察サイバーコップ」を観たのだが、劇中に相模湖が幾たびか登場したときは、一瞬で私はそれに気づいた。第6話「狙われた織田!ZAC大ピンチ」の回では、左上の画像の山からカメラが引いていき、やがてこの鉄橋が映り、そして左上のダムが写された。まさに相模湖である。私がこうして何度も歩いて観ている風景、気づかないはずがない。
 今回は、撮影で使われた風景を撮ることも目的のひとつだ。

ダムの上


 そう、このダム上の通路でも、ZAC隊員と敵兵との戦闘が繰り広げられた。 
 そして左手に見える電力施設。発電施設か変電施設かはわからないが、この場所は何回か登場した。


 木で隠れてよく見えないが、この発電施設へ通じる坂道と石垣がある。このばしょはZACと敵との戦闘場所として有名である。普段は立入禁止らしく、高い鉄柵が閉じられていたが、間違いない。この場所である。

 


 拡大するとこのへんなのだが・・・やっとガードレールと石垣が確認できる程度。
 今度行くときはもっといいカメラを持っていきたい。
 31万画素の安デジカメでは、これが限界。

2001年5月10日撮影

 それから相模湖ダムを渡り、弁天橋方面へと下っていったら、使っていないコンクリートの建物があった。それが今日、壊されていた。田舎でも都市でも、景色は変わるものである。左上が壊されている建物。右上が今まさに壊され終わった残骸。右上が今年5月10日撮影した在りし日の建物である。 

こちらが本日 これは2001年6月24日


 弁天橋を渡ると、案の定、相模湖から流れる川は、濁っていた。
 左上が本日撮影の濁った川。右上が6月24日撮影のわりと澄んだ川である。
 台風が相模湖に流し込んだ土砂は、しばらいくこうして川に漂い続けるであろう。
 すべて土砂が底面に沈み込み、川が元に戻るのにはどれくらいの日数が要るのであろうか。

観るたびに違う景色


 城山に登る。久々の自主WRだが、大学1年2年のときのWR本番に比べたら、大分楽になっている。こうした持久戦に身体が慣れてきたのか、歩き方がわかってきたのか。だが、上の景色を見る当たりでは、結構心肺に堪えていた。久しぶりだからのう。


 用意した水は2リットル。だが、城山登頂前にそれは半分を切っていた。
 都市郊外にある低い山と言えども、誰もおらず、携帯電話も圏外が多いこの山中で、水を切らしたら大変なことになる。熱中症とやらでぶっ倒れても、誰も助けになど来ない。城山頂上での補給を期待したが、店は営業していなかった。月曜と言えども、前回までは平日営業していた気がするが。
 人はまったくいないわけではなく、ごく稀に人とすれ違った。だが、前回よりは少ない。登山シーズンが終わったのだろうか?それとも台風直後だから皆山上登りを避けているのであろうか。やっているかどうかわからぬ山頂の店舗になど、最初から営業していないことも予想していた。水は残り少なかったが、まだ当分は保たせるペースで消費していてよかった。

  

草だらけ


 城山を降りる。
 久しぶりに下りになるのだが、ここからが脚にくる。心肺は楽だが、下りというのは人体にかなりの負担となるのである。しかしこの階段、こんなに草が茂っていたっけか?少なくとも、階段の右半分を浸食するほどは生えていなかった。それだけここを歩く人間が少ないと言うことか。


 CDウォークマンで聞いていた曲が気合いの入ったモノばかりだったせいか、城山を超えてからはかなりいいペースで歩くことが出来た。高尾山で水を補給し、さらに高尾山口まで降りるのにかかった時間は短かった気がする。今回は時間を計り忘れたのでペースはわからないが、まだまだ身体はなまっていないようであった。
 ちなみに、今回のCDの中身は・・・

1.

天空の城ラピュタのキ@ガイ音声

(某人物から入手した代物)

2.

ワイルド7

(同名特撮番組のOPテーマ。アニメ版ではない)

3.

SOULTAKER

(同名アニメのOP)

4.

アクティブ・ハート

(「トップをねらえ!」OPテーマ)

5.

未来型アイドル

(「VS騎士ラムネ&40炎」のOPテーマ)

6.

恋しましょねばりましょTSUGUMIX

(「アキハバラ電脳組」関係歌)

7.

汚れちまった悲しみに・・・

(「魁!男塾」OPテーマ。中原中也の詩ではない)

8.

死ね死ね団のテーマ

(「愛の戦士レインボーマン」関係歌)

9.

檄!帝国華撃団パラパラver

(「サクラ大戦」関係歌)

10.

愛国行進曲

(軍歌)

11.

走れ!嵐の中を

(「魔人ハンターミツルギ」OPテーマ)


戻る