第11回自主WR、Yasutaka氏と
2001年09月16日(日)


 大学の友人、Yasutaka氏(仮名)とともに、高尾山に向かった。Yasutaka氏は私と同期なのだが、それぞれ違う道へと進み、生活時間や日程の都合から、共に何かをする機会はほとんど持てなかった。こうして共に何かをすることは数年ぶりのことである。3年も4年も前から、今度飲もう、何かしよう、とは言い続けていたのだが、大学で会って雑談するに終始することが多かったため、今日になってやっと一緒に繰り出せたのが今日の自主WRである。


 Yasutaka氏は、自称「健康マニア」だそうで、食事や運動の効率、有酸素運動の在り方についての造詣が深い。私が、自分一人で大学行事であるWRのコースを闊歩するようになったかと言うと、彼との会話で有酸素運動について聞いたこともキッカケのひとつかも知れない。その彼と久々に会ってやることは、タオル片手に山を歩く。健康的である。
 運動の話から、お互いの近況、法学や政治学の話、さらにはプロレスの話に至るまで、雑多な話をして歩いたものであった。何十分も何時間も、ただひたすら歩くという地味な行為。一人で粛々と闊歩するのもいいものだが、複数人数で思いつくまま話をして歩くのもいいものだ。何せ、歩いていると、話す以外にやることがないのだ。大学公式のWRでは、そうやって新入生や上級生同士、一気に話が弾んで仲良くなったりするものである。
 二人で高尾山口まで歩いたタイムは忘れてしまった。だが、なかなかいいペースであった。 


 その後は、Yasutaka氏が自宅に招待してくれるというので、好意に甘えさせて頂く。この日Yasutaka氏はメシを炊き、鶏と野菜の鍋を振る舞ってくれた。低脂肪でタンパク質のある鶏肉と、野菜をふんだんに使った鍋は、まさに大胆豪快な男の料理であったが、健康とウェイトコントロールに気を遣う彼ならではのメニューであった。それでビールをやる。居酒屋なんかで、脂ぎったつまみで酒をやるよりは、はるかに健康的というものである。
 ビールなどやりながら、アメリカの事件の話や、武道・格闘技の話なんぞして、この日は更けたていった。


 翌朝は、Yasutaka氏がトレーニングするという河川敷を案内された。まだ日が東に傾いた中、ジョギング中の若者や、犬の散歩のじいさんとともに、河川敷を歩く。夏の終わりだというのに、朝の空気は冷ややかだった。
 Yasutaka氏が日常を過ごす場所を案内されていると、彼が日常の範囲内で、いかに鍛錬しているのかわかるというもの。私は、かなり不規則でテキトーな生活をしているが、出来る範囲でますます気を遣っていきたいと考えたものである。


 午前中にYasutaka氏宅を後にしたが、なかなか厚遇されました。
 これからどれだけ機会があるかわからないが、彼とはまた何某かのことをし、酒でも飲みたいものである。


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