どの映画を観るべきか
2001年10月22日(月)
昨日、後輩HMX-12(仮名)氏よりCメールが届いた。「千と千尋の神隠し」を再び劇場で観たとのことだが、あれはいいとえらく感嘆しておった。なんでも細かな表情の描写に、宮崎駿氏の偏執的なまでのこだわりがあるとか。もちろんいつかは観るつもりの映画であったが、劇場で観るつもりはなかった。しかし、この話を聞いているうちに観に行きたくなってきたわい。まだまだ混んでいるらしいが、大学生の時間的特権を利用して、平日の午前中に行けば空いているであろう。
などと考えていたが、今日の講義を終えてメシなど喰っていたら、今度は後輩の課長(仮名)が映画を勧めてきた。「ワイルド・スピード」と「プラトニック・セックス」のどちらを観るか悩んでいるそうな。
「ワイルド・スピード」はRX-7やランエボなど、日本製スポーツカーが大暴れするカー・アクション。何やらストーリーめいたものがあった気もするが、ほとんど後付けのどうでもいい代物。要するに、ターボ全開でニトロを吹き付けてウィリーしながら疾走する車を描きたいだけの、痛快アホ映画である。
一方、「プラトニック・セックス」は誰ぞやが書いたエッセイの映画化で、男に騙されまくって堕ちていく悲惨な女の様を描く代物。私にはまったく興味ない話なのだが、課長はこういう悲惨な話が大好きとのことである。
ま、「千と千尋」と違って、「ワイルド・スピード」と「プラトニック・セックス」は空いているであろう。
私が観るとしたら、「千と千尋」か「ワイルド・スピード」だが・・・。さてはて、どうしたものか。課長は「ワイルド・スピード」か「プラトニック・セックス」かのどちらかだ、と熱弁を振るううちに「ワイルド・セックス」とか混ざってきた。ま、中学生じゃないんだから普段はこんなくだらん言い回しで騒ぎも狼狽もしないが、課長の脳のネジが飛んだのではないかと思われる話しぶりと相まって、一緒に課長のアホ話を聞いていたヨッシー氏(仮名)とともに大笑いしたわい。いやはや。
まあ、どちらを観ると言っても、別に「千と千尋」と「ワイルド・スピード」の両方観ればいいだけの話。時間もカネも、有り余っているわけではないがそんなに困っているわけではない。さてどうしたものか。気が向いたら、観に行ってみますかい。
ちなみに、今日は学食が混んでいたため、皆とは離れたところで私は一人メシを喰っていたが、それに気づいてやって来てくれたヨッシー氏の心遣いには感謝しますよ。その後に課長も来たのだが、それまではあと1週間強となった学祭の話、レンタカーの話、ディズニーシーまで原付で行った話などしておりました。