買い出しと、投函
2002年02月21日(木)


 先日帰省してしまった後輩の代行として、今日は予約してある「どこまでも青く・・・」PS版の引き取りに行ってきた。予約カードと代金はすでに受け取っている。ゲームソフト本体の他、ポスター、テレホンカード、クリアファイル、マグカップなど予約特典なども受け取ったのだが、はて、これらをどうやって後輩にくれてやったものであろうか。私はあと2週間程度で東京のアパートを引き払い、札幌へと引っ越してしまう。後輩が東京に戻ってくるのは、私の引っ越し日の数日後だ。当初の予定では、後輩宅の新聞受けにぶち込めとのことだったが、こうも特典がつくと新聞受けに入れておくのは不可能であった。
 どうしようかと、後輩と携帯電話で協議していた。東京に残っているの奴に預けておくかという話になったが、私は帰りがてら後輩宅に立ち寄った。大した寄り道ではない。彼の部屋は、私のアパートの近所にある。PSソフトは新聞受けから入るだろうけれど、マグカップなんかはどう考えても入るわけがない。入るものだけでも新聞受けにぶち込んで、最低限のものだけ誰かに預けようか、と思ってやってきたのである。


 そこで私は、ふと思い立って、後輩宅の玄関先の窓に手をかけてみた。大した抵抗もなく、窓は横にスライドされた。奴め、何週間も東京を離れるというのに、玄関先の窓に鍵をかけていないとは・・・。なんたる不用心。だが私にとっては好都合であった。
 窓から手を突っ込んで、食器入れのガラス戸を開ける。そしてその中にゲームソフトからマグカップまですべて入れて、ガラス戸を閉めた。窓から商品を投げ入れてもよかったのだが、傷をつけたくはないからな。まあ、安定した状態で商品を保管することが出来た。それにしても、白昼堂々と窓から手を突っ込み、何やらいじくっている男の姿は、実にあやしげであった。


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