何故か仮装カラオケ
1997年07月08日(火)


 ちょっと部員総出でカラオケなんぞ行ったのだが、誰もが示し合ったかのように武装なんぞしてきおった。今考えると、カラオケ屋の店員に警察呼ばれても文句は言えなかった所行である。

 ダメ人間の歌を絶叫。我々に相応しい曲である。着物に締めているのは、帯ではなくガンベルト。

 日本刀と長ドス、ショルダー・ホルスターにはオートマティック。今から人斬りにでも行くところかのう。

 地蔵まで現れる始末。手に持っているのは、グラディウス(古代ローマの歩兵が帯びていた短剣)。

 3丁もの拳銃を身につけ、抜き身の日本刀をかざして歌う。曲は、軍歌だったか、はたまたアニソンだったか・・・。

 短剣に舌なめずりをする狂人。

 死に装束で、切腹。これらの騒ぎの責任をとるというのか。だが、腹切っても事態は収束しそうにない。


■後年記■
 棒術という武器術を行っていることもあり、棒術部員は武器好きが多い。連んで鎌倉の「武器屋」で模造刀剣を買うことが何度かあり、部員が模造武器を所有している割合も高かった。そして当時は、こうした小道具が非日常を演出し、かつ武器術を稽古する人間としてのアイデンティティともなった。
 しかしいくら模造武器とは言え言え、みだりに持ち出すことには問題がある。第三者に脅威を与える恐れがある上、模造刀は軽犯罪法に抵触する恐れがある(当時持ち出したのが、どの程度加工・材質の品物で、法的な扱いはどうなるのかはわからないが)。カバンなどに収納して運搬し、カラオケボックスなどの密室で扱う分にはそう問題はないし、武道部としては「稽古用」という大儀面分も立つ。しかし刃物等への社会の恐怖や治安関係者の警戒がより強まった後の時代では、とてもこういうことはできなかったかもしれない。


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