棒術用語・ミ
水の会
@ある年に於いて、時の主将が開いた飲み会、あるいは飲み会を行う集団のこと。毎週水曜日の稽古後に、主将が主導して、ほぼ同一のメンバーが集まり、部室で酒を飲むという、強力な派閥である。
A本来の目的は、出席率のわるい水曜日の稽古に酒で新入部員を引きつけるためものであった。しかし、参加メンバーは固定化して他の人間は近寄りがたくなり、稽古の出席率も見取り稽古が異常に増えただけで、効果は疑問である。
B当時の主将の情報源と支持基盤であり、参加者も主将に影響を与えられる、政治的に極めて大きな意味を持つ会合ないし集団。だが、その参加者は主将が引退すると同時に情報・政策決定から遠ざかり、それを文官や政治学科生らに奪われたと錯覚。その象徴として「派閥」批判を開始するが、自分自身が派閥であったことを理解する者は少ない。
民明書房
@「男塾」のコラムの参考文献として名高い出版社。
Aある部員が国立国会図書館にて民明書房を探したところ、司書の返事は「存在しない」とのことであった。
Bそれでも、(一部の)棒術部員にとっては教養を高めるための書であることに違いはない。