シーン1 桃瀬軍団襲来
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セリフ・動作解説 |
台本との差異・制作雑話 |
ナレーター「ある夜、不思議な星が現れた」 |
原作の「魔人ハンターミツルギ」同様、紙芝居で星が山向こうに落ちるところまで描写する予定だったが、うまくいかず。 |
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ナレーター「たった一人その星に気づいた老人がいた。吾一忍者の長老・同伴である」 |
台本では、ナレーターは「だが、たった一人その星に気づいた老人がいる。それは吾一忍者の長老・同伴である」。 |
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同伴「流れ星が速度を上げたぞ。何事が起こったか見てまいれ」 |
台本では「オオッ、流れ星が速度を上げたぞ」なのだが、編集の際に「オオッ」が消えてしまった。 |
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中大のペデ下を走る使いの忍者。 |
ナレーターは「当時優れた忍者は、一夜にして40里の道のりを走ると言われている」なのだが、撮影のミスで前半部が消えてしまっている。 |
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翌朝、同伴の元へと戻る使いの忍者。 |
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同伴の元へ走り寄り、控える使いの忍者。 |
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同伴「知らせを聞こうか」 |
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使いの忍者、様子がおかしい。 |
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同伴「どうしたのじゃ!」 |
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BGM開始・「真サムライスピリッツ」覇王丸ステージ。 |
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忍者も棒を構える。 |
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二〜三回棒を交え、同伴の一撃をすんでのところでかわす忍者。 |
同伴は忍者の大上段を入り身でかわし、逆手で斬り払い、すかさず順手でもう一撃。忍者は、間合いを取りつつ、上半身を反らして同伴の一撃をかわす。 |
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同伴から間合いをとって忍者が、分裂を! |
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効果音(肉声)「ぺぽん」 |
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分裂した敵がさらに分裂。 |
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効果音(肉声)「ぺぽん」 |
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分裂した敵がさらに分裂。 |
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効果音(肉声)「ぺぽん」 |
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同伴「お、おおおぉ」 |
ここで、木や街灯の影からこちらを伺い、異変に気づく吾一三兄弟の描写を入れる予定であったが、編集の都合でカット。 |
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同伴に次々と向かってくる敵。 |
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つぎに上段。 |
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そして突き。通称神風アタック。 |
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次々と敵の攻撃を受け、防戦する同伴。 |
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三方からの攻撃を牽制しては攻撃をかわし、苦戦する同伴。 |
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敵の背後から、銀河登場。 |
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そしてグレーの奴と棒で組み合いに。 |
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敵中に躍り出て、棒を斬り払う彗星。 |
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ナレーター「次男の松井彗星」 |
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銀河が3人の敵の棒を受け、危ない! |
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効果音(肉声)「バァン」 |
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銃を構えて突進する月光。 |
月光が持っている銃は、ブローニング・ベスト・ポケット。 |
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二人目に、走ってきた勢いで蹴りをカマす月光。 |
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蹴りを受けた敵が吹っ飛ぶ。月光はそのまま三人目に体当たりし、銃口を突きつける。 |
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敵を壁に押しつけて、アゴに銃口を突きつける月光。 |
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月光「わるく思わないでね」効果音(肉声)「バァン」 |
当時は「エヴァンゲリオン」劇場版が公開された年であり、このシーンは必ず入れようということになっていた。 |
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乱戦。 |
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月光「忍法・銃!」 |
ブローニング・ベスト・ポケットの.25ACPに人間をふっ飛ばす打撃力などまったくないが、弾丸を喰らった敵が思わず仰け反ったということなのかも。 |
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相変わらず使いの忍者と戦っている同伴。 |
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同伴の間合いから徐々に後退する忍者。 |
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そして忍者、同伴に背を向け走りだす。 |
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敵の後頭部を棒で打ち払う銀河。 |
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眼前の敵を倒し、逃亡する使いの忍者に気づく銀河。 |
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使いの忍者を追いかける銀河。 |
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とうとう使いの忍者を追いつめ、棒術戦に持ち込む。 |
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銀河の大上段で、使いの忍者は倒される。 |
このとき監督の「倒れない倒れない!!」という絶叫が入っていたのだが、「ディレクターズ・カット版」では編集でその声を消した。 |
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忍者「天下は桃瀬軍団のもの。誰にもわ・・・た・・・さん」 |
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忍者、使いの消滅する。 |
笛のBGMは、数秒のごく短いもの。出典はやはり「真サムライスピリッツ」なのだが、どこで使われているのか不明。 |
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苦虫を噛みつぶした顔をしつつ、銀河、棒を納める。 |
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どうやら敵は全滅したらしい。 |
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吾一三兄弟、同伴の元へ集まる。 |
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銀河「これはいったい、どういうことですか」 |
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同伴「うむ、夕べ妖しい流れ星が、西の山に落下した。その者を見にやったら、このザマじゃあぁッ!!」 |
台本では「うむ、夕べ妖しい流れ星が、西の山に落ちた」。 |
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彗星「奴は死ぬ間際に桃瀬軍団と」 |
彗星は抑揚のない棒読みをするが、この「吾一」の彗星役は、原作「ミツルギ」の彗星の大根役者ぶりを忠実に再現しているだけである。 |
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月光「確かにそう言ったわ」 |
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銀河「心当たりは?」 |
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同伴「うむ、桃の形をした星が、流れ星となって落下した」 |
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彗星「それが奴らとどういう関係が?」 |
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同伴「うむ、それはわからぬが、ワシが感じた不吉の前兆は現実のものとなったのじゃ。物見にやったあの男は、桃瀬軍団に捕まり、催眠術にかけられ操られていたと見える。ワシは桃瀬軍団を悪の権化と見た」 |