シーン5 三本の棒
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セリフ・動作解説 |
台本との差異・制作雑話 |
吾一三兄弟と向き合って座る同伴。 |
もっとも困難で、TAKE数が多かったのは、この吾一忍者の会合のシーンである。長いセリフはミスを連発し、バカな服装をしてバカなことを言っていると、役者もスタッフも笑ってしまう。 |
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銀河「戦うことに於いて、我々は恐れるわけではありません。しかし、そのような悪の権化と、いかに戦えばよいのですか?」 |
「笑い」によってNGが出る確率をへらすために、役者以外はカメラマンしか部屋に入れないという策をとったが、それでもNGは絶えなかった。このシーンのカメラマンはほとんどが私だったが、笑いを堪えるために舌を噛んでいたという過酷な撮影であった。 |
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彗星「そうです相手は棒術使い。正面から戦っても勝ち目はありません」 |
この彗星の見事なまでの棒読み、大根役者ぶりには、笑いを堪えるのが大変であった。 |
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同伴「うむ、これを見よ」 |
同伴の持っている杖は、我々が稽古で使う杖(じょう)ではない。過酷な稽古で折れた棒を、ノコギリできれいに切ったものである。例え折れた棒と言えども、棒にノコを入れたとOBに知れたら、どうなったことか・・・。 |
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ロッカーの前に立ち、杖を構える同伴。 |
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同伴「********!!カー!!」 |
これは原作「魔人ハンターミツルギ」に同様のシーンがあるのだが、見事なまでに再現している好演である。 |
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ロッカーが自ら開く。 |
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ロッカーが開いた。 |
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この出来事に驚く三兄弟。 |
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月光「これは・・・」 |
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同伴、ロッカーの中の棒を見せる。 |
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彗星「どうなるんですか」 |
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再び座って、話す同伴。 |
台本では一瞬、棒術神・吾一のカットを入れる予定だったが、時間の都合で省略。 |
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同伴の言に、うなずく三兄弟。 |
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再び立ち上がり、三本の棒の前に立つ同伴。 |
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そして棒に対して、礼。 |
この礼も、原作「魔人ハンターミツルギ」を忠実に再現している。 |
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そして、ようやく棒を取り出す同伴。 |
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同伴、三本の棒を置いて、再び座る。 |
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同伴「銀河、御主には智の棒を」 |
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銀河「はい!」 |
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同伴「彗星、御主には仁の棒を」 |
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彗星、無言で棒を受け取る。 |
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同伴「月光には、愛の棒を」 |
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月光「ありがとうございます」 |
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同伴「智、仁、愛。この三つの棒が合わされるとき、御主たちははじめて棒術神・吾一となることが出来るのじゃ」 |
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同伴「行けい!吾一一族の勇者よ!我らの正義の力を、桃瀬軍団に見せてやれ!」 |
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三兄弟「はい!」 |
このシーンの後に、アイキャッチを入れる予定であったが、忘れられた。 |