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セリフ・動作解説

台本との差異・制作雑話

　ひた走る三兄弟。

　学長室。
学長「まもなく、魔人桃瀬の予告の時間が切れる・・・」

　囚われのレイ。
効果音（「真サムライスピリッツ」より）。

　この効果音は衝撃的な光景を演出するもの。「サムスピ」ではどこで使われていたか失念。ゲームオーバー時だったような。

　魔人桃瀬の城に辿り着いた三兄弟。様子をうかがう。
彗星「奴らがうじゃうじゃいるぞ」
月光「ええ」

　城を警備する桃瀬軍団。

　銀河、手招きで場所を変え、作戦会議。

　何かを伝える銀河。
　驚く彗星と月光。
銀河「騒ぐな！」

　話がまとまり、銀河、手で合図して散る。

　この「散れ」の合図も、原作「魔人ハンターミツルギ」で行われた行動である。

　銀河と、彗星・月光。二手に分かれる。

魔人桃瀬「もうこれ以上は待てん。娘を殺せ！」

　BGMスタート。「真サムスピ」のアースクェイク・ステージ。
　銀河、娘の危機を察知する。
銀河「娘が危ない」

　棒を投げる銀河。

　今まさに、娘をたぐり突きで殺そうとする桃瀬軍団。

　銀河の放った棒が命中。
　倒れる桃瀬軍団。

　銀河が、娘を殺そうとした敵を倒したのを見て
彗星「しめた。早く娘に入れ替わるんだ」
月光「ええ」

　月光、レイに変身。

　例によって、カメラ停止の特撮である。

彗星「よし」
　彗星、レイに化けた月光の手を取り、走り出す。

「娘が逃げたぞー」
「逃がすなぁ、追え！」
　敵中を突破する彗星とレイに化けた月光。

　敵を攪乱しているスキに、城に忍び込む銀河。娘が囚われている部屋に急ぐ。

銀河「娘さん。あやしい者ではない。あなたを助けに来た」
　棒で縄を切り、娘を連れ出す銀河。

　娘を縛っていたのは、我々が着る道着の帯である。

　娘を連れて走る銀河。気づいた敵が追ってくる。

　ついに追いつめられる娘と銀河。

　マントのようなものを取り出す銀河。
銀河「忍法落下の術だ！」

　このマントが現れるのも、カメラ停止の特撮である。このとき、カメラの調子が悪く、画面下部にノイズが。

　娘を抱えて、飛び降りる銀河。

　レイに化けた月光、娘の救出に気づく。
レイに化けた月光「兄上！」
彗星「よし、大成功だ。月光、もう元に戻っていいぞ」
レイに化けた月光「ええ」

　月光、元にもどる。

　無事、着地する娘と銀河。

　アースクェイクBGM終了。
　よろめく娘。
銀河「身体が弱っている。早く城に送り届けなければ」
月光「ええ」

　ここらへんは、カメラの位置が遠すぎて、セリフをほとんど拾えない。これはどうしようもなかった。

彗星「畜生、これから大暴れしようと思っていたのに」
　拳を握りしめる彗星。

　ここは台本にも「悔しそうに棒読み」と書いてある。もちろん「ミツルギ」にもあった棒読みセリフだ。

銀河「よし、敵中突破だ」
　彗星・月光、うなづいて移動する。