時間に不規則な生活をしている学生は往々にして、決まった時間にフトンから起き出して、押入にフトンを上げる、ということをしなくなる。いつまでもフトンの中にいると、フトンの中でテレビを観て、ゲームをやり、本を読んで、なかなか起き出そうとしない。一度出した本や飲み物はフトンの周りに放置され、元の場所に戻されることはない。そうしているうちに、フトンから手を伸ばすだけで必要なものが全て届くという、理想的な環境を実現できるのである。


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