このページは中央大学棒術部の公式サイトではありません。初代管理人・晴天が個人的かつ懐古的に、2000年当時の公式サイトのファイルを自分のスペースにアップしているものであります。
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その武道体系

監督による回し蹴り。当てはしない

 殺し合いのない平時に於いて、武道は果たして必要なのであろうか。また逆に、このような時代の合うような武道はないのであろうか。
 そんな疑問と願いから、一人の空手家が開発した「現代人のための総合武道」がである。
 このについて説明したい。



現代人のための総合武道


 古来から我が国には優れた武道が存在する。
 は、それらの武道の粋を集め、大きな一つの体系にまとめ上げたため、「総合武道」と呼ばれる。
 また、現代人の自然な動きから隔絶されて堅くなった体を柔らかく練り直し、自然な動きを追求する武道でもある。


自然な動き

 の稽古をすることにより、体からしこりと緊張を取り去り、体に無理のない人間本来の自然な動きをすることが可能となる。このことにより得られる利点を、武道面、健康面の2点から見ていきたい。


武道的な利点

 近年、スポーツ科学の世界で注目を集めている動きに「脱力」というものがある。
 これは、体にしこり・緊張のない時に、はじめて柔らかく、大きく、それでいて速い動きをすることができるというものである。
 このことにより、老若男女、いついかなる時でも「最高の一撃」を出せるようになるのである。


健康面の利点

 自然な動きは武道面だけでなく、健康のためにも効果がある。
 現代人の自然な動きから隔絶されて固くなった体を、柔らかく練り直すことによって体の自然性を取り戻し、健康な体をつくることができる。
 このことによって、現代人に特有の病気である肩こり、腰痛、便秘などを解消することが可能である。


総合武道

 天真五相・栄光・瞑想組手の3つの技(稽古法)が、の大基本の型である。
 この大基本は、空手・柔術・棒術・杖術・剣術などに応用していくことが可能である。これらの5種類の武術を主として全てが密接に繋がり、最終的にはそれら全てが大基本に帰結する。
 従って、これらが三大基本であり、極意でもあると呼ばれる由縁である。



の歴史

その歴史


の体系

空手

元々は琉球空手。直線的な動きに特徴がある。

棒術

直線と曲線の動きがあり、空手と密接な関係にある。

杖術

上級者になってはじめて稽古できる、「空手・棒術」と「柔術・剣術」の融合的なもの。

剣術

日本刀を用いた、剣の技術。

柔術

合気道の影響に受けたもの。日本古来の曲線的な動きに特徴がある。

 当部に於いては、棒術を中心にして、空手の稽古も行い、柔術の要素も多分に取り入れております。また、上級者は杖術の稽古も受けることが出来ます。


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