買い物と小包
1996年04月18日(木)


 今日も雨。これが日本名物の梅雨というやつか(注1)。燃えないゴミ片手に、傘を差して出る。


 またしてもというか毎日だが、朝テストで叩き起こされた。今回は机をぶっ叩いて起こすのではなく、「寝るなどもってのほか」と声で起こされた。俺の右後方の席の人は、あまりにも寝てばっかりいるから、と反省書を書かされた。当然といえば当然。だが俺も気がつくと意識が落ちる。気を付けねば。


 授業は面白い。今までわずかしか使っていなかった脳細胞が、活性化している。


 英単語試験まで30分時間がある。錦糸町アニメイトへ向かう。電車では5分だ。だが、問題は駅から歩いて何分かということだ。受験上京のときに一度行ったことがあるので、けっこう位置は正確に覚えていた。
 アニメイトグッツで、買いたいモノはとくに無かった。あのネルフマグカップがあれば買ったのだが。綾波のテレカはなかなかすばらしかった。だが1000円は高い。結局、同人誌(エヴァもの)一冊とエヴァのフィルムコミックDと資料本を買う。結構両国近辺でも買い物できないことはないな。しかし節度をもたねば堕落する!


 郵便局を探したかったが時間がない。まっすぐ帰る。数分遅く行ったところで、英単語試験は自主的なものなので問題ない。英単語試験は10級全部やった。だが正答800強。誤答350強。なかなかひどい有様だが、いきなり完璧を目指さないで反復攻撃だ。


 帰り、小さな商店で実家へ小包を送る。「研修の人ですか」と店の人に聞かれる。研修というのは、商店の対面にある最高裁判所書記官研修所のことか。違うというか、紙が違うとかなんとか言ってた。特別な伝票を使うのか。それにしても俺がそんなエリートに見えるのか?


 帰寮すると1750。俺しか名札が白くない(在寮時は名札をオレンジ色の面に返す)。今日は皆早いな。急いで風呂に入っていると、食堂でいただきます、と聞こえる。急いで出る。
 めずらしくうちのテーブルに全員揃っての夕食。途中からテーブルに入ったが、「信玄がどう」などと話している。教養的な話かと思ったが、光栄のSLGの話か。皆、ストUとかそれなりにゲームはやっていたらしい。


 2030時ごろ、五十嵐氏の部屋から3人出てきた(他室出入りは禁止されている上に、この時間帯は絶対勉強時間である)。それも、物音一つたてずにドアを開けて、スリッパの足音さえも聞こえない。知恵を絞れば、サボること、遊ぶことはそれなりにできる。だが、少ししてから俺が便所に行って出てくると、寮母が廊下を巡回していた。寮母もまた、ほとんど完全にスリッパの音を立てていなかった。便所から出た瞬間まで気づかなかった。攻防戦か。  


この日のカネの動き

エヴァフィルムブックD
エヴァ資料本
同人誌 エヴァもの アニメイト錦糸町店にて -2188
宅急便 山本商店にて -1030

財布残高 4900円


注1・・・
今日も雨。これが日本名物の梅雨というやつか

 さすがに4月に梅雨はないでしょう。しかし、梅雨のない北海道で18年間生まれ育った私は、梅雨というコトバを知ってはいたが、どういうものなのかはまったく知らなかった。ただ、「雨が多くなる時期があってそれを梅雨という」という程度の知識しかなかった。


解説

 両国のとなりにある錦糸町には、アニメイトがある。ここには今後、昼食を抜いてわずかな時間を作り、しばしば訪れるようになる。デジタル時計を凝視し、秒刻みで時間を計り、滞在時間は厳しく制限していたものであった。
 山本商店という小さな商店は、寮と白山駅との通学路にある小さな個人商店だ。基本的には米屋なので、寮生が買い物に訪れることもまずありえない。ここから私は、買い込んだ二次元グッツや同人誌、マンガの類を実家に幾度となく送ることになる。私が買い物をするのは、読みたいからというのももちろんあるが、手に入れたい、確保したい、という欲求の方が大きかった。だからこそ、わざわざこうした送ったのである。実家の母親には電話でテキトーな説明をしていたが、母は私からの荷物を開封もせずに積み上げて保管してくれていた。なんと寛大というか・・・。これで大学に入れなかったら、何て言われたんだろうかね。


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