他でも筆圧問題
1996年04月25日(木)


 今日黒猫、定位置におらず。横の団地というか、アパートの前を歩いていた。あと2〜3分早く出ていたら、あの猫は電気屋の前にいたのだろう。


 今日のテストは現代文だったのか。英語をやって、英語のものしか持ってきてない。進度表がないから記憶が頼り。結果、重複はなかった。よし。


 自習室で英単語、そして英単テスト。この方が夕飯までの時間を有効に使える。
 まで10級の人、いるな。
 だからどうした。
 俺が遅れていることに変わりなし。
 時間つくって毎日進めねば。


 勉強時間終了後、床に入ってこれを書く。となりの田山部屋で、布団が擦れる音。彼も寝るところか。しかしいきなり起き出して、「大将」と声がする。「大将」と呼ばれる人間は、三浦氏と五十嵐氏しかいない。そして、「大将。もう少し静かに書いてくれないか」と。五十嵐氏の筆圧が問題らしい。俺かと一瞬思ったが、今俺は畳の上で水性ボールペンでなでるようにインクをにじませて書いている。問題あるまい。やはり、筆圧はどこでも問題らしい。


 それにしても、こんな勉強で法政に行けるんだろうか。学校の内容ではなく、俺自身のやり方の話だ。手ぬるいんではなかろうか。


この日のカネの動き

コーヒー 12号館下にて -110
仕送り 銀行にて +29990(注1)
週刊誌 -500
文庫 エヴァRPG -560
財布残高 29151円


注1・・・
仕送り 銀行にて +29990

 仕送りは月3万円だったのだが、用途のほとんどは飲み物や雑誌程度。万札3枚では使いでがわるいので、こんな半端な額をおろしたのだろう。両国の富士銀行(当時)は、小銭の出し入れができるATMが多かった。
 ちなみにこの仕送り、正直いってこんなには要らなかった。食住は前納で、衣とてそうそういらない。あとは定期券と飲み物、雑貨程度。だけれども、これはありがたく頂いて、余剰はかなり貯めさせてもらった。だからこそ、大学に入る際に様々な品を揃えることが出来た。 


解説

 なんてことのない一日。まだまだ模試のような曲がりなりにも目に見える結果が出たわけでもなし、スタイルを確立して巡航速度に乗って邁進しているでもなし。まだまだ不安はつきない次期だったのだろう。
 それにしても、筆圧問題が他でも発生しているのを知って、みんな神経質になっているな、と感慨をもったりもしたものだった。


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