寮の廊下で
1996年05月18日(土)
試験。
英語はまだよくわからんし、眠くなる。でも、猫についての文は何となく感覚で少しわかった。
現代文。未だ徹底を欠く。ケアレスミスとは違う種類の失点を減らさねば。
古文。読めた!85点か!でも、出来る人は100点とって当たり前か。
世界史。やったところだから、70点ぐらいか。
寮の廊下で、試験について話す。五十嵐、田山、迫水、高村、私の5人で。
英語が出来ないといったら、田山氏に肩を叩かれて、しっかりしれと。まったくだ。文系は田山氏ら医系よりも時間がとれる。やる時間はあるはずだ。できるはずだ。いや、やってやる。やはり仲間がいるのはいい。高校の時、学校にいって何を話そう、これを話そうと用意していたが、そういう喜びが日常にある。
三浦の社長。寮監が持ってきた段ボール一杯のカセットテープとCDの中から、何かを探している。これ、全部押収品か?
二階のなんていったっけ、えーと、内藤だ。彼は寮から駅までチャリ通しているとのこと。近所の公園にチャリを止めて隠しているらしい。私は徒歩通学も体力がついていいと思うが、彼は時間を惜しんでいるのだろう。ということにしよう。
洗面所で、二階の西内君に、「晴天君、何時間寝ているの?」と。12時から6時まで寝ていると答える。たとえやり残したことがあっても12時には寝る。
崎元氏が藤田氏に説教をしていた。今はやるごとがあるだろう、と。藤田氏は女のことで頭を悩ませているらしい。しかし崎元氏は最近勉強に燃えてきたとのこと。
そうそう、帰り、よけいなことを知ってしまうという危険を冒して(注1)、「少年エース」を立ち読みした。「エヴァ」の情報を仕入れるためだが、最終話はかなりリメイクしてLD化するらしい。だからLDの発売スケジュールが遅れていると。さらに映画は独立したものになるとか。
この日のカネの動き
紙袋 -257
財布残高 6195円
注1・・・
よけいなことを知ってしまうという危険を冒して
前にも書いたかもしれんが、私にとって「エヴァ」はシャバに待つ希望だった。大学に入学を決れば、LDプレーヤーを買って鑑賞できる。関東に部屋を借りて、「エヴァ」をやっていたテレビ東京も見られるようになる。「ガイナックスの新テレビシリーズ制作決定」と題名未定・放送局未定のままアニメ雑誌に載った頃からか「エヴァ」には注目していたが、テレビ東京の入らない釧路ではもちろん見られずLDを釧路のレコード屋に全巻予約注文してから両国に来た。LDプレーヤー自体持っていなかったが、確か2巻ぐらいまでは私がシャバにいるときに発売していたはず。その巻まではレンタルビデオでVHSテープを借りて視聴した。だから両国では、続きをしらなかったし、アニメ雑誌などで先を知ってしまうことを極度に恐れたのだ。だが、リリース情報とかは知りたい。それが難しいところだった。
解説
このときの試験とはなんだったのか、忘れてしまった。文系も理系も全員同じ試験を受けているところから、これは模試だったのか。それを自己採点して点数を計算したのかも。記憶がもうあやふやだ。