原本は実家に送った
1996年06月05日(水)


 家に電話した。母によると、父は私を称して「すがすがしい顔をしていた」と言っていたそうな。そりゃそうだ。ナンの不安もない。あるとすれば、今日出した修了報告書が受理されるかどうか、といった程度のことだ。
 寮監は父に、「よく勉強している」と言っていたらしい。


 朝寮を出て、コンビニで昨日の手紙をコピー。原本は実家に送る。この手紙をもし破棄されでもしたら、一生の損失だ。


この日のカネの動き

コピー -100

財布残高 11610円


解説

 私がしばしば読み返していた友人からの手紙はすべて、コピーだった。原本はすべて実家に送り返したのだ。基本的に人付き合いが悪い私だが、高校時代はいい仲間に巡り会えて、そうした連中とやりとりした手紙の類は、今でも大切に保管してある。保管してあるだけではなく、スキャンしてデジタル化してしまったほどだ。多分私にとって最も大切なものは、こうした手紙の類なのかもしれない。


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