今日はたるんだ日であった
1996年06月10日(月)


 今日はたるんだ日であった。
 0600時に目覚ましを止め、窓を開け、押入を開けた。
 そして寝た。
 腕時計のアラームで起きた。0625時にセットしてある最後の砦。はじめて役に立った。
 あぶなかった。
 0600時に一気に起きあがって、着替えて、布団挙げて、自習しよう。



 朝礼。標語・禁止事項を読む。禁止事項の3番目でトチった。寝ぼけていた。
 食うのが遅かったせいか、出るのも遅い。0706時の電車も乗り遅れ、0715時のに乗る。
 最低のミス。自宅学習報告書もらうの忘れた。水道橋で気づいた。もう間に合わない。
 なんか理由を付けて時間稼ぎと思ったが、明日の0800時に貰って書くことに。
 今日は寮に巡察が入る。カバンをチェックされたら・・・(注1)。大丈夫だったけど。


 さあ、明日は立ち回らないといかん。報告書を!


 勉強・・・たるんでいる。慣れおったな。慣れるのはいいが、「最低限」をこなすだけではダメだ。法政に入る為には、やってやって、やりまくるのだ。それに時間は掛けていても密度が薄い。集中しまくれ。昨日一昨日の寝不足のため、おかしな時間に眠い。でも、決して寝るな。


 メガネがおかしい。と思ってよく見たら、コーティングが剥げていた。もう寿命か。消耗品だものな。まあ予備のもあるし大丈夫だ。それよりも、眼の方が心配だ。


この日のカネの動き

電気代 -483

財布残高 9420円


注1・・・
カバンをチェックされたら・・・

 寮に雑誌・漫画などの禁止物を置いていたら、大抵は見つけだされて罰を受けた。モノも家具もほとんどない部屋。隠し場所など限られている。寮監は長年やっているから、大抵見つけてしまう。だから私は、禁制品を決して部屋に置いて外出せず、カバンに隠して持ち歩いていた。この作戦が功を奏し、禁止物が見付かったことはただの一度もない。


解説

 電気代483円とは凄い金額だ。電気スタンドと蛍光灯、たまに使う電気ポットと、さらにたまに使う掃除機。これしか電気機器がないと、こんなものなのかもしれない。
 この日は、寝不足ではろくなことはないという日らしい。しかし早めに寝ては睡眠リズムが崩れる。今までの生活リズムを強行するのが、リズムを整える道である。


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