こうして近所の猫の、特徴と数を掴んでいくのだ
1996年06月13日(木)
今日は充実した日だった。ただ、予習やっていないけれども。今2340時。もう予習やっているヒマはないので、日記を軽く書く。日記二冊目に移行するにあたって、カネの計算をしなおしたが、現金と帳簿が若干合わない。どこで間違えたのだろうか。
洗面所から外を見る。白と黒の子猫がいた。成猫にも白黒のがいるが、同じ模様だ。親子だな。こうして近所の猫の、特徴と数を掴んでいくのだ。なんか、ソ連の新鋭機を望遠鏡で数えているスパイみたいだ。
高山氏は、「晴天くーん(__/)」との発音。やはり異質な発音という感じは否めない。彼を関西人と思った人もいるくらいだ。ちなみに関東出身の人々は私を「晴天君(/\__)」と、いきなり鼻から抜けそうな高い音からはじまる。これが私の姓の、標準語的な発音なのだろう。もう慣れたが、こう呼ばれると背筋が寒くなるような錯覚を覚える。ちなみに北海道では「晴天君(_/\_)という感じだ。
寮監さんが部屋に巡回してきたとき、机の横に置いている2リットルの水のペットボトルを見て、「どれぐらいで飲んでいる?」と。2日で1本を消費していると応えると、ならばいい、と。冷蔵庫にも入れないで(注1)あんまり放置していたら、カビが下の方に沈んでいたりすることもあるので、ハラ壊すことのないようにと言われる。心遣い痛み入ります。でも私は、そこまでアホではないですよ。
0006時。寝ます。
この日のカネの動き
誤差修正 -1400
水 -200
財布残高 7277円
注1・・・
冷蔵庫にも入れないで
私は寮に冷蔵庫を持ち込まなかった。寮生の中には最初から持ち込んでいる人もいたし、途中で親が送ってきてくれた人もいた。大抵の人の冷蔵庫は、ドリンクを冷やすだけの小さなものだった。だけれども中には、冷蔵庫冷凍庫を備えた一般家庭の台所にあってもおかしくないような冷凍冷蔵庫を持っていた人もいたが、今考えると、スチール机しかない和室の置くには不自然な感じがする。三食完備で、寮生が使える台所も調理器具もない寮で、冷凍庫なんて何に使うのか。「冷凍庫がないとアイスクリームが食えない」という声を聞いたような気がするが、せいぜいアイスと氷ぐらいしか保存する用途がなかっただろうな。
解説
「晴天」というハンドルネームでは、アクセントの付け方の話はわかりにくいだろう。私の本名はかなりマイナーなので、皆思い思いのアクセントの付け方をする。そのアクセントの付け方が、話者の出身地によって見事にわかれるので興味深かったわけだ。ちなみに今は東京で何年も暮らしているが、今では自分で名乗るときも、関東人が言うように(/\__)と発音している。北海道人がするような(_/\_)を聞くと、田舎くさい感じさえする。人間変わるものである。