水を切らした
1996年06月17日(月)


 今日でMT先生の授業は終わり。まあZクラスのままだろうから、II期もこの先生だと思うけど。先生の方を向いて、先生のコトバひとつひとつに頷き、反応を示したのは私ぐらいではなかったか?「辞書引いてひて」と言うときも、先生は私を方を見て言っていたような気がしたし。現・古も世界史もだが、英語の授業は楽しい。


 復習に6時間かかってしまった。いくら難解と言えども、予習やってあるし、時間かかりすぎだな。集中がとぎれがちなのか?


 今日は水を買うのを忘れた(注1)。熱湯に20分もティーパックを漬けて、何とか飲めなくもない液体を造った。これでなんとか水分不足に陥らずに済んだけれども、明日ハラ壊さないだろうな。


 目の疲労がひどい。飛蚊症の「蚊」が増えたような気がする。前髪のせいか(注2)?近視の陰に隠れている乱視も、自覚できるようになってきた。いつからこうなってきたのか。メガネが傷だらけだからそれも目に悪い。新しいの作るかな。


 英単語・週630は難しいな。時間的に。それでも今やって、出来る限り今後の負担を軽くしておこう。


 やはり喉の渇きには水だ。欲しているのは水だけなのだ。糖分、塩分、酸味といったものは不要。同じ量のジュースや茶を飲むよりも、水を飲んだ方がよほどいい。嗜好品は水分を飲んだ気にならない。けれども嗜好品を欲している人々は、水分よりも甘みやカフェインを欲しているのだろうか。それとも「ただの水」にカネは払いたくないのか。両国の教室へ、人々の多くは毎朝サイダーやジュースを片手に入ってくる。太る。水よりも高い。いいことはない。そう言えば、女の子は水飲み機を利用している。けれども男連中も糖分過多には気を付けた方がいいのでは。


この日のカネの動き

コピー -130

財布残高 5415円


注1・・・
水を買うのを忘れた

 文京区の水道事情のせいか、寮のパイプが腐食しているのか、寮で水道水を飲む気にはとてもなれなかった。臭味がひどい上に、この水道水を飲んでハラを壊した寮生もいる。だから飲み物をシャバで買う必要があったのだが、買い物は登下校時か日曜2時間の自由時間で済ませるしかない。下校時に水を調達するのを忘れて、手持ちの水を切らせてしまうと、結構苦しいことになった。買い物をするためにシャバへ出ることなど許されない。


注2・・・
前髪のせいか

 私は浪人中床屋へろくに行かなかった。写真が残っていないが、どんな髪になっていたのか恐ろしい。


解説

 普通に暮らしていると、部屋でノドが乾いたら冷蔵庫を開ければいい。何もなければちょっと歩いてコンビニか自販機へ行けばいい。外出時でも、今の日本、そこいらにコンビニや自販機がある。水がなくて死にそうになる体験は、登山やハイキングをしているときぐらいしか出来まい。
 だけれども両国では、世界に冠たる大都市のど真ん中でありながら、水に困ることがあるのだ。まあ水道があるから渇き死にはしないのだが、とても口にしたくなかった。不味いかどうかというよりも、腹を壊して勉強出来なくなることが何よりも怖かったからだ。だからペットボトルの水は大切だったのですよ。


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