「バックからってる?」
1996年06月27日(木)


 コピー取っていたら時間をくって、また走った。アメ車に乗った白人が狭い道で立ち往生してて、後続車もやってきて溜まり、俺もまた車に囲まれて往生した。どうすればいいんじゃ。59分目に着いたけれども。

 西内氏とまた話した。「バックからってる?」 意味がわからん。「背負っている」との意らしいが、どこかの方言らしい。しかし言語としての実在を疑われ、通じる人を探していた。北海道は方言はない。テレビに出てくる訛ってい人は東北からやってきた船乗りなどだ。茨城も一部しか訛っていない、とのことだが、高山氏はその「一部」か。
 うちの近くにどんな動物が住んでいるかって?キツネ。そしたら「いいねえ」とのこと。病原菌を持ってくるからたまらん。かかったら治らん。何年も苦しんで死ぬ。彼は猫が好きな方のようだ。英語がネックになっていて、英語がない大学ないからなあ、と言っていた。ないこともないけどさ。彼は英語で悩んでいる。やり方をよくわからないらしい。アドバイスっても俺もよくわかっているわけではないし。とにかく同じことでも反復、覚えろ、としか言いようがない。

 世界史、復習1時間するだけでずいぶん違う。しかも授業がいいんだわ。詳しく覚えなくても流れがつかめた。
 明日は英語の各テか?古文やってない。ギルフォードは?英語?けっこういそがしい。古文は明日、学校で読んでおこう。英単語は自習室(360までいくかな)。

 そうそうあさっての公開模試のために志願校を調べんと。明日に。


この日のカネの動き

コピー -150

財布残高 15,535円


解説

 インターネット検索によると「背負う」という意味で「からう」という方言は九州方面に存在するらしい。西内氏は確か茨城出身だったと思うが、もともとは九州のしゅっしんなのか親御さんがそちらの出身なのか。なんにせよ、西日本出身者の少ないこの寮ではまったく通じず、造語だとさえ思われていたようだ。

 キツネの持つ「病原菌」とはエキノコックスのことを指しているのだろう。エキノコックスは病原菌ではなく寄生虫なのだが、そのへんの知識が抜けていたのか、あえてわかりやすい表現として病原菌と選んだのかは不明ではある。どちらにせよ、エキノコックスはおそろしいものである。


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