夏休み10日目・ついに『エヴァ』7巻まで観る
1996年08月16日(金)
『エヴァ』の7巻、ツタヤにあった。1巻が出始める頃は、リクエストボックスへの投書もことごとく無視し、サルでも知っている大衆映画ばかりとんでもない数仕入れるツタヤも、オリコンでLD・VHS売上1位を記録し、各メディアで注視されている『エヴァ』の重要性に気づいたらしい。
今回はリツコさんの話か。結構緊迫した話なんけれど、情報戦争って派手さがなくて、いまいち緊迫している感じが薄い。
14話目、ここから2クール目だかせ総まとめか?偉そうなオヤジたちと碇司令との会議。会議での説明らしいが。時間稼ぎか、まとめか。
やっぱり2クール目だわ。15分とはいえ、少し話が違う方へ行くのが感じられる。レイのこと、エヴァのこと、碇司令の目的、会議、セントラルドグマ(何それ?なんとなーく予想つくけれど)。
花火見た。だるい。同じところで同じかっこう。昔、川に見に行ったときもこうだったような気がした。でも、しばらくしたら花火に感心するようになったような。今回は、人はきれいだと思うだろう、まあ実際きれいだろうな、とき思うが、目に光がうつるだけで何とも思わなかった。感受性が寝ている?いや、『エヴァ』に感動し、何度も観たいと思うし、絵にも感動する。猫にも感動する。うーむ、つかれていたのか、視力が足りないのか。
今日は早く寝て、4か月の疲れをい癒す予定だったが、帰り支度と『エヴァ』のコレクターディスクの注文、『ニュータイプ』の投書とでAM12:15だ。ねろ。
この日のカネの動き
バス 近所→サティ -180
のみもの ウーロン茶 -110
レンタル エヴァ7巻+更新料 -700
のみもの ミルパワー -110
のみもの ウーロン茶 -110
財布残高 記録なし
解説
当時のツタヤについては、フランチャイザーの方針なのか地元店舗の方針なのか、ほんの少しでもマイナーなものはほとんど仕入れず、売れ筋の話題作ばかり圧倒的な量を仕入れて陳列する方針を取っており、大衆迎合を忌避するふうを気取っていた私は反感を抱いていた。しかも私が求めていた「ほとんどまったく仕入れされない品」がそれほどマイナーでもなく、むしろ店がそうと認識していないだけで十分に人気作だったりするケースも少なくなく(『エヴァ』のケースもしかり)、田舎でほんの少しだけ変わった趣味をしている小僧には用事が足りない店であった。まあ後に商売について1から勉強して商学修士まで取った後になってみれば、仕入れと陳列の方法としてわるくないし、長期滞留在庫を抱えるコストも理解できるのであるが。そしてこの店舗はその後、郷里の他の書店がことごとく廃業する中で残存者利益を集めて規模を拡張し、ニッチをも拾う品揃えの深さを掘り下げ範囲の経済を志向し商圏を広げ、郷里における文明の窓口として確固たる地位と役割とを果たすに至っている。
花火については親が郷里の催しものを見せてやろうという親心で連れて行ったのだと思うが、あまり関心を示していないあたりがなんというか。単純にメガネが合っておらず遠くがよく見えていなかったのかもしれない。
「情報戦争」とは諜報のことではなくて、スーパーコンビューター・マギをめぐる電子戦のことと思う。