「両国マジックだ」
1996年09月06日(金)
今日はAM07:00の地下鉄に乗られた。一人。追い越してしまったのか、まだ出てなかったのか、
『マサルさん』2巻買った。まさに伝説的マンガ。売れ行き好調。このままTVにでもなれば、あの新人漫画家もちったあ(かなり?)もうけるだろう。がんばってくれ。
夕食時、「晴天っち」と井上氏より話しかけられた。たぶん彼に話しかけられたのは数えられるぐらいだ。いちばん長いの何時間?と。4時間。しかも4時間1日。3時間1日。あと全部2時間といえば、「うわー」とのこと。医歯系の人は5時間の山というからな。
クラスを田山氏に現C、古G、英Q(世史は聞かれなかった。五十嵐氏に聞いたそうだ)。英語が弱いな、と。でも現役のとき40台だったから上がった方だ、と。今は60。「両国マジックだ」とのこと。信じてやったぜ。もとい、やってるぜ!
今日の精神状態は安定していた。いや、させていた。自分で制御しないと安定しない、なんて言うな。精神は心構えなんだから。
PM11:30。30分『マサルさん』読んでねよ。
この日のカネの動き
週刊誌 フライデー -230
漫画 マサルさん2巻 -400
水 -200
財布残高 17,274円
解説
『すごいよ!マサルさん』は、高校時代の終わり近くになってから連載がはじまり、芸術家肌の友人が熱烈にはまっていたこともあり、仲間内で流行っていた。流行っていたのは仲間内だけではなく読者人気も高かったようで、アニメ化しないかなどと言っているが、後に本当にテレビアニメ放送されるなんて思ってもいなかったに違いない。それがどの程度作者の所得となったのかはわからないが。
井上氏との会話の「何時間」というのは授業のコマ数の話。私立文系コースは授業が少なく、それで歯学部コースの彼は悶えていたのだ。医学歯学志望者は、授業が多く、それでいて自宅学習時間の義務も課せられ、消化するのが難しかったはずだ(授業の予習復習という意味での消化自体も)。
世間話といえばクラス分けだが、やはり英語が低いことは誰でもわかる。明瞭に弱点であり、また、英語なくして大学受験はなかなか通らない話である。しかしそれでも着実に成果があがっていたのだ。「両国マジック」とは誰が言い出したコトバかわからないし、もしかしたら両国の出していた広報本に載っていたのかもしれない。私のような低偏差値の人間がそれなりの有名大学に入るまでになること称して、奇跡が起きる学校として評判が高かった。それを表した言葉だろう。奇跡が起きるというか、勉強しなかった人間がレベルに合った勉強すれば伸びるのは当たり前のことではあるが。しかしそれが難しい。自助努力しなかった者がするようになる(こともある)、という意味では「マジック」なのかもしれない。