「部活が中学で強制じゃなかった?」
1996年10月08日(火)
今日、学校で寝ぼけ続けていた。
帰り、ホームで布井氏に話しかけられる。雨の日は自習しないという。英単……。まあいい。重要性はわかっているが仕方がない。
風呂にて。というか脱衣所にて。部活が中学で強制じゃなかった?と。と、とんでもねー。うちはそんなに「腐って」いない、と。すげー失礼な言い方になったかも。部活の何がわるい。部活そのものじゃなくて強制が気に食わないのだが、せめて「狂ってない」と言えばよかったか。さらに北海道はそんな封建国家とは違うんだ、とも。これは俺が常々思っていることではある。しかしそんなに北海道と内地とは違うだろうか?でも、ここで言うことでもないような。
卓球部で彼は中1にしてタバコをムリヤリ吸わされ、ここに来てやめられた、と。しかも、それまでは成績もよかったという。うーん、ひでえところらしいな。タバコ中1で強要か。俺なら刺すね、マジで。っておい!「マジで」は要らん!俺はヴィクトリノックス持ち歩いているし(人を殺傷するのに使えない代物とはいえ、刃物には違いない)、予備校でバカが刃傷沙汰をやったばかり。ちょっとまともに考えてものを言え。しかもどんなにハラ立っても、俺はやらないよ。殺人の心苦しさまでを中学生当時に考えられたかわからないが、自分がネンショー入ることは敗北であり、自分だけが悪とされ、一族の恥となり、高い賠償金を払わされ、復讐もありうるってことは、胃が痛くなるほどよくわかっていた。
「強さ」に関するコトバ、もう転換しよう。強さの観念はそのままでいいが、これからは、ただの図に乗ったバカを殴るだけの中高生時代と違って、なんでもありだ。それにここじゃあ敵もハンパじゃない。もう冗談以外、強さのことを軽率に口にするな。
ニュースで長野出た。大本営を移すための穴というか山中の地下設備が残っているという。「聞いたことあるな」「何かの本で読んだことがあるな」と言うが、続きがなかなか出てこない。「どうしたガンマニア?」と田山氏。ほんとうにどうした。本当に。おちつけ。言葉を使いこなせ。
絶対貯金1万の%の計算ができない。母に頼んだ品の代金、追加送金などでこっちではわからないカネの動きが多い。
『アニメージュ』観ていて『スレイヤーズ』のアニメもおもしろそう。そりゃ何でもおもしろい。高校時代の■■君がLD買いさらしたという(前シリーズだろうけど)。俺は、終わってからどうしよう。手出さないだろうけれど。持ち物の整理だけでも大変そう。
この日のカネの動き
銀行 +4,000
財布残高 4,227円
解説
山田氏とのことで部活の話に対して過敏になっていたこともあり、そもそも強制というものについて抵抗感の強い若い頃合いだったこともあり、部活が強制だったかと問われて、強制ではなかったと答えればいいだけなのに強いコトバで返してしまい、それに煩悶している。また、部活の悪い先輩の非道についても「俺なら刺す」とさらに強いコトバで返してしまったことにも。「刺す」だの「殺す」だのは若者ならば特に気軽に使う程度のコトバではあるが、ヴィクトリノックスを帯びていること、そして予備校で刃傷沙汰があったことを思えばそういうコトバを使うべきではなかったとも煩悶している。
それから続く「強さ」に関する文言はちょっとよくわからないが、歳を食えば出くわす人間の悪質性は高まり、その行為についても強度を増してくるから、そういう人間を相手にせず、コトバの上でも穏健にいこうという話だとは推測する。
「絶対貯金」というのは仕送り額のうち一定額は後のための残しておくことだろう。%などの計算のことはよくわからない。