大阪校で、夜道を歩いていて
1996年10月15日(火)


曇りのち晴れ

ミーティング。
・大阪校で、夜道を歩いていて、ぶん殴られてカネとられたのがいる。夜道は2人以上で。(2人以上になると、TELやコンビニで相手を待たせるので時間をかけられない)
・いつでも寝とる。報告書もウソとわかっていて判を捺している。(皆、笑う) 君のことだ!(誰かを指す) 寝とんのか、耳が休んどるのか、頭が休んどるのか、心が休んどるのか、言ってもわからん。図書館はダメと言ったのに。昨日寮監に言ったから、と(布井氏)。確かに皆、とは言わんが、聞いてんだか、なんだかわからんし、聞いてもどう思ってんのか。うっせいな、か。わかってはいるが……か。
 まあいいや。でも、俺みたいなマジメな人は、多くはないらしい。

 PM11:00。洗面所へ。田山氏。学校(湖陵)の人いた?と。1人見た。同じクラス、と。うちの学校はほとんど札幌の■■予備校というと、あそこは最悪。駿台、札予備はいいが、■■予備校は最悪。安いだけだ、とのこと。そうだな。皆、■■予備校へ行って落ちている(堕ちてる?)もんな。晴天、こっち来て10歩ぐらい差をつけたんでしょ?(北海道弁)と。確かに。


この日のカネの動き

月刊誌 ヤンマガ -240
水 -200

財布残高 741円


解説
 北海道人の間でも、どこの予備校に行くと堕落するという評判があったりした。どの程度事実かどうかはわからない。授業がよくないのか、単に多くの人間が行くからダメな奴も絶対数で多くいて、それが目立っているだけか、それはわからない。とにかく、私は勉強する習慣自体がなく、ウソでも机に向かおう、机を離れたらダメだ、横になってはダメだ、ましてや関係ないことをしてはダメだと自分を律する考えを起こしやすい両国に来たことは、自分にとっては正解だった。もちろんそこそこ手を抜いてはいたし、禁止物も持ち込んではいたが、それでもまったく自由で人の目もなく、同じように規則を意識し自己を律しようと少しでも思っている人間が周囲にいたことは、堕落を最小限に抑える効果があった。何も考えずに「みんないくから」と札幌の大手予備校に通っていたら、自己を律することも困難で、いろんなことを優先して勉強を後回しにしたことは手に取るようにわかる。私はそういう人間なのだから。そこで悪友たちと10歩の差がついたというか、もともと劣等生で8歩ぐらい置いて行かれていたのが、10歩進めて2歩ぐらいリードしたというべきか。


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