手紙未投函
1996年11月02日(土)


 二松学舎と東京国際の願書、店頭になし。9月発売ではこんなものか。たぶん要らんと思うが、通販(?)で買っておいてくれ。釧路の住所でね。寮に届いて食堂で寮監に渡されたら恥ずかしいし。冬休み明けに持っていくから。二松学舎のは去年のあるからわかるだろうが、東京国際の住所わかる?


解説
 この時代はインターネットなど一般に開放されたばかりで使える人間はほとんどおらず、実家にも当然そんな環境はなく、あったところで親が使えるわけもなく、そして有名な企業や大学でもサイトをあまり持っておらず、あったところでそこを通して何かをやりとりすることもまずできなかった。したがって、田舎で大学の願書を入手しようとしたら、田舎で教科書などを扱う老舗の本屋に行くか、そこになければ受験雑誌『蛍雪時代』などを買って、そこに書いてある連絡先に電話をかけるか、付属している請求はがきを送るなどして、入手するしかなかった。親にそのへんの面倒なことをアウトソーシングしようとしているが、この手紙は出していない。そのあたりの願書は結局自分で本屋で購入している。


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