「寮生日誌に書いてあった」
1996年11月12日(火)
敵はつくりたくない。しかし寮生日記に書いた問題を、ミーティングで「寮生日誌に書いてあった」って寮監から言われては、俺ってわかるじゃねーか。目覚まし時計をわけのわからない時間に鳴らす、ラーメンを排水に流す、鼻歌を歌う。まあ確かに迷惑で、俺が代弁しただけのことだが。
傘、8号館に忘れた。万が一を思って1本買った。高い。そうでもないが要らん出費だ。
火曜なのに、授業中ねぼけていた。気合い!ここ1か月、いや、それ以上の間、そういい続けとる。
この日のカネの動き
傘 折りたたみ -1,009
月刊誌 ログイン -480
財布残高 記述なし
解説
別に名指しで誰かかの密告をしたわけではないが、持ち回りでつけるその週の寮生日誌で、「妙な時間に目覚ましが鳴る」のような皆が苛立っていた問題を書いたら、「寮生日誌に書いてあった」として発表された。密告はその内容が正しくとも、他の人間が苛立っていたことの指摘であろうと、好まれる行為ではない。特に他の寮生に何か言われたわけではないが、困惑したものである。