綾波学生証と定期券への反応
1996年11月27日(水)
朝、ついにラクガキコーナーへ。別に、ただ朝となり駅に来ただけだが、うれしいっす。
反応あり。
■定期
「うわー、何?すごーい!!」
「どーやった(汗のマーク)」
「通勤だからね。学生証とかいらんし」
「通勤なのに14才ってやばいだろ」
■学生証
「だから、どうやった……(汗のマーク)
「写真(絵)を貼ったのか」
「コピー代、もったいなーい!」
「何もケガしてたときに証明写真とらんでも」
「でも、予備校行って受験勉強にいそしむ彼女の姿ってなんかわらえる」
いやー、なかなかの反響でマジうれしいっスよ。俺はどんなことでも微動だにしないつもりだが、うれしいものはうれしい。
『プレイボーイ』に『エヴァ』の記事載っていた。このように無関係の雑誌にも載るからすごい。外から見られるのって、けっこう新鮮でおもしろろいんだよね。他にもこういうのほしいけど、なかなかみつからない。
日中の勉強中は書きたいことは山ほどある。でも滅多に書かない。勉強勉強。
まあその場で書かなくても、また思いつくこともあるだろうし。
山田氏には感謝せずとも、感謝してもいい気になってもよいはずだ。例え自分の優越のための行動であったとしても。今回は学習院の願書を探してくれたのだし。
夕飯喰いに降りるとき、風呂上がりの五十嵐氏があがってきた。手に持った脱いだ衣類からヘアバンドが落ちた。俺は「落ちた」と言うが、五十嵐氏はわからんようなので、「何か落ちた」と指をさす。彼は「ありがと」とやさしげな声を。そして俺はヘアバンドを避けて降りて行った。五十嵐氏「拾ってくれないの?」
俺「拾わない」 落としたのを指摘した段階で彼が自分で拾うと思ったから!
この日のカネの動き
銀行 仕送り、写真代 +28,000
雑誌 UTB -490
週刊誌 プレイボート ?
財布残高 記述なし
解説
単に名前を『エヴァ』のキャラクター名にして購入しただけの通勤定期券のコピーと、包帯眼帯の綾波の絵を両国の学生証にはりつけて名前や番号などもそれっぽくしてコピーをした代物とを貼り付けただけで、それなりに反応を貰えてうれしかったようだ。ささやかな楽しみである。
山田氏については、異常な言動に嫌気さして前日の日記ではついに付き合いたくないと明記したが、しかし本人に言ったわけでなく自分でそう思ったことに恥じて、彼にもよいところはあるし、私のために行動してくれたこともあったと思い返している。学習院の願書を入手したのはこの数日後なので、前日お茶の水に行ったときに書店で探すのを手伝ってくれたのだろう。大したことではないと言えば大したことではないが、私のために探してくれたのは事実なので、そうしたことを鑑みて、忌避感をどうにか解消しようとしているのだろうか。