文字通り叩き起こす
1996年12月12日(木)


 ラクガキコーナー。×印のバカに対し、「つまるつまらんは別として、×するところが気にくわん」(一字一句性格ではないが)とある。その下に、「まったくだ。この緑のペンのバカ、ここ数日、図に乗りおった。ワシの鉄拳で成敗してやる」と。剥がれたのを俺がコピーして貼り直した弥さんのイラストの上野セリフは、「エライ!カンドー!」だった。
 昨日、右の方の紙で細かい絵を描いていた人がいたが、紙ごとなくなっていた。(は)氏が例の宗教男がまたやったりで、見ていてムカツクので張り替えます、と。
 右から2番目の紙は、(は)氏ほぼ独占。「何か、この辺(は)スペースになっているな」と。そして「すまんな」とある。「いや、ありがたいことっス」と書いておく。

 ×印の件について、これを書いていたせいで電車の2〜3本乗り遅れたのではという長さの文章が。ラクガキだから仕方がない、そのためのコーナー、でも限度がある、緑のペンの人は芸がない、文句があるなら日時を指定して云々と。うむ良識的なコメント。でも会うことは不可能でしょう。読まないし、読んでも来ないし、もし会っても流血になるだけだろうし。

 YY氏、寝ている。寝ていて、たまに起きて、黒板に向かった顔を上げたり、ノートを直したり、また目をつぶり、顔も下を向いて下がっていったり。俺も、いつもはこうやって起きているつもりで寝ていたのか?
 巡回!文字通り叩き起こす。これは1限の話。2限の帰りに礼を言われる。彼は、寝ているようで実は起きていたかもしれないし、寝ていたけれども起きていたつもりかもしれない。だとしたら差し出がましたことをした。それが気がかりだった。山田氏のように優越意識の発露のためにやっているのではない。俺は隣にいて、見殺しにすることは自分の良心の呵責を覚えるから、自分の心のためにやっているんだ。でも、社交辞令でも礼の一言をいわれると、俺はうれしい。

 そろそろイオカード買おう。定期券はどうしよう。1か月はいいが、あと10日ある。

 今日もたるみまくった。風呂も入らず遊んだ。両国のカリキュラムをこなすのが簡単ならば、自分の勉強をしようぜ。
 もはやラクガキはライフワークか。
 次の定期は三田線で「獅堂光」、JRで「ホシノ ルリルリ」か?2回目だから2か月分か?


この日のカネの動き

コピー -60
ハンバーガー テリヤキチキン・ロースカツ・バニラシェイクS -763

財布残高 記述なし


解説
 ラクガキコーナーという些細であても他者の反応のあるところ、そして他者同士のやりとりがあるところに関心をひかれている。やはり曲がりなりにも人間の営みであるところが琴線に触れたのであろう。しかしイラストの顔に×をつけていくだけのトンマが文字を読むわけはないのである。読んだところでほくそ笑むだけである。

 昼食はなかなかの奢侈をしている。


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