APS「写ルンです」
1996年12月15日(日)


 頭上より降り注ぐ目覚ましに、嫌でもたたき起こされる。でも、寒いからまた寝る。AM06:24セットのデジタルで起きる。予備があるからたるむんだ。この出時為、本当に暗いところで見たらそれなりにライトは役に立つ。

 今日は徹底的に寝た。午前、午後、夜、ほぼパーフェクト!
 立ち膝!たるんでるんじゃないぞ!やることないわけないだろう!

 「写ルンです」を買った。結局、ラクガキ撮影は明日に持ち越しだけれどもな。APSフィルム!最近結構普及してきたが、レンズ付きフィルムにも現れると聞いてはいたが!現像、出来るかなあ……。でもAPSはパソコン取り込みにせよ、焼き増し手続きにせよ、楽でいい。

 (は)氏から質問。PNについて!やった!うれしい!人に自分のPNを書かれるとはね。「係長ににやけながら書いているの見られた」って、(は)氏は社会人か。

 五十嵐氏に、日本の空母は何が好き?と聞かれる。困るなあ。鳳翔と答えておく。彼は赤城だそうだ。迫水氏は金剛だそうだ。そりゃ戦艦だ!しかしやるじゃねえか。


この日のカネの動き

願書 慶応 -950
願書 早稲田 -820
フィルム 写ルンですAPS -1,650

財布残高 記述なし


解説
 せっかくの目覚ましの配置、しかも田山氏の部屋との境目のタンスの上にも1つ置いて、頭上から目覚ましが鳴り響いて叩き起こされたのに、二度寝をきめている。最後の矢があると思って油断しているのはある。あと、暖房をケチってつけず、朝は特に冷え切っていたので布団にもぐりたい気持ちを一層強めたのだろう。
そして入試直前になって授業の負担がそれほどでもなくなってきたせいか、予習復習が終わらないと嘆くことはなくなってきたが、しかしとりあえずやることは終わったとして寝ることがさらに多くなってきたようでもある。たるんでいる。

 APSはこの年発売された新しいしい銀塩フィルム規格で、銀塩の解像度ならば十分としてフィルムのサイズを縮小し、それでいてカートリッジに入ったまま保管や焼き増し、スキャンなども出来、簡便さを売り物にしていた。「写ルンです」というフィルムを装填することも取り出すこともないレンズ付きフィルムとはいえ最先端の品に触れて感動している。ただ、APSは弱点も少なくなく(私はそれゆえ学部入学後も35mmフィルムを使い続けた)、デジタルスチルカメラの普及によって簡便さは売り物ではなくなり、比較的短い寿命で終わったのは周知のとおりである。
 空母「鳳翔」については別に好きでも嫌いでもなく、初の空母として設計建造された空母ということで印象に残っていただけである。

 自分のPNを他人が言及しているだけでよろこんでいる。まったくささやかな悦びである。


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