この特徴的な音
1997年01月21日(火)


 またしてもジッポを買った。1番安い、質実剛健なものだ。ついでの予備のフリントと火縄も買っておく。そして油も。大変なことになった。油と油を入れたジッポ。危険だ。郵送できんし、見つかるとヤバすぎる。
 そして寮の部屋で試運転してみる。この特徴的な音、隣室の田山氏が聞けばわかる。彼に何か言われたらモデルガンをいじっていたといおう。その方がまだマシだ。万が一寮監に喫煙具を持っていたとバレたら、無断喫煙もしていたとして、退寮になるかもしれん。1月は退寮者が多いという。ジッポは腰からケースをはずし、カバンに隠す。タバコは捨てる。もう二度と買うなよ。というか吸うな。油どうしよう。燃えないゴミで出そう。缶だし、それが安全だろう。大変なものを持ってしまった。
 そしてたるんでいる。勉強してらんぞ。学校ではねぼけて訳のわからんことを考えているし、英文・古文を読んでいても、話がいかれて解釈されている。つまり寝ぼけて夢といっしょになっている。たるんでいる!クセがついている!明日だ!明日は一切遊ぶな。たるむな。本を読むな!徹底的にやってやる。


この日のカネの動き

ライター ジッポ シンプルなやつ -1,180
ジッポ用オイル -180
ジッポ用フリント -70
ジッポ用火縄 -150
小計税込み-1,580

水 1000ml×4 -280
のみもの ラムネ -109
切手 190円 -190
切手 270円×2 -540
郵便 普通×2 -260
雑誌 ログイン -480
書籍 レイアースアニメアルバム2 -1,500

財布残高 58,114円


解説
 このとき買ったジッポライターもまた、学部生活においてベルトの皮ケースにつけて、喫煙具として役立つことになる。中大ジッポを買うまでの間ではあるが。

 しかしライターは禁止物ではないにせよ、非喫煙者が持つことは「鼻毛切りを焼いて消毒しようとして」ボヤ騒ぎが起きて以来戒められていた。そして喫煙具を持っているということは喫煙しているということであり、無届の喫煙は隠れて吸うのでボヤになるとして、やはり厳しく扱われた。そして着火具なのでやはり危険であることにもかわりがない。ということで、ジッポ一式を買ったはいいが持て余しているのであった。とりあえず見つからないよういつものようにカバンに隠して持ち歩いてはいたが、郵送するわけにもいかず。


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