調査17 「エヴァ」キャラクター投票


順位 タイトル 解説

1位

綾波レイ

 棒術部に於いては、一時期綾波派のアスカ派への移行が起きたが、最終的には綾波派に皆回帰したようだ。寡黙な人間がたまに口にすコトバや行動からは、強い意志を感じる。それが観る者にとって、魅力となる。

2位

葛城ミサト

 大人の女性。自己に矛盾を内包しつつも、普段はそれと折り合いをつけ、側面を使い分ける。しかし、ときどき情緒が噴出したりもする。こうした生々しいキャラが人気とは、棒術部員の高齢化が原因か。

3位

伊吹マヤ

 性そのものや男性に対する不信感を持つ、過度に潔癖症の女性。その反動として、赤木リツコへ強烈な依存心と信頼を持っているが、別に、同性愛者ではないと思うが。しかし、何で人気なんだろうか?

4位

碇ゲンドウ

 目的のためには手段を選ばず、並大抵のことでは何も感じないかのような面をしている、人に好かれない男。しかし、人間関係に於いて不器用だが、その行動原理は妻への愛情に集約される。なかなか渋い中年である。

4位

惣流・アスカ・ラングレー

 高いプライドと現実とのギャップに苦しむ女。実は大変努力家で、その上で優秀な結果を納めることをよしとするが、その結果が出なくなったとき、彼女の精神構造は崩壊した。壊れたからこそ、人気があるのか・・・?

6位

加持リョウジ

 軽いノリで、おどけた態度をとる反面、人生を達観している感のある男。でなければ、二重スパイなど出来ないか。彼は何のために生き、行動したのか、他者には想起しにくい。確固たる原理はないが、その分、柔軟にやっていく。それがカッコいいということか?

6位

赤木リツコ

 ゲンドウへの愛憎を常に心に秘め、その態度は二元論的に区別される。ゲンドウへの情念に関わることと、それ以外のことに。実に世間慣れした大人の女性に思えるが、情に惑い、弱い女である。そこが人気か?

8位

碇シンジ

 アイデンティティ・クライシスの中で、「意味」と「価値」に惑う少年。我々の世代は、まだ14才くらいのときの葛藤や闘争を覚えているだろう。だからこそ、こうした心理描写はある程度の共感を引き起こした。

9位

碇ユイ

 作中では人となりはあまり語られなかったが、優秀な学生であり、科学者であり、人当たりがよく、そして何よりも良き母親であったようだ。結構魅力あるキャラクターかも。

10位

洞木ヒカリ

 正義感が強く、トウジの「やさしいところ」に惹かれる真っ当な女の子。真っ当すぎて、この「エヴァ」の中では、今ひとつ影が薄い・・・が、熱烈なファンは存在する。

10位

渚カヲル

 まさに仕組まれた子供。「生と死は等価値」と言うが、まさに完璧な死であった。その意図と添付する意味に於いて。
 女性なんかは特に、そういう非人間的なカッコよさに、惹かれるのだろう。

12位

社会科教師

 昔、根府川に住んでいて、セカンドインパクトで大変な目にあったらしい。一瞬しか出てきていないのに、印象は薄くはない。

12位

冬月コウゾウ

 京都大学で「形而上生物」とかいう謎の研究をしていたようだが、医者をやっていいのか・・・?碇ユイに対しては下心があったのでは、という説もあり。だからこそ憎めない。

14位

ゼルエル

 喰われた・・・。

15位

ラミエル

 八面体?

16位

日向マコト

 いい奴だ。しかし、ミサトに体よく使われているような気もするが・・・。まあ、それを承知で危険な裏工作をしたりしているのだろう。

16位

バルディエル

 菌類?

18位

サキエル

 奇怪な面構えじゃ。



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