調査5 ジャンプマンガ投票

順位 タイトル 解説

1位

るろうに剣心

 武道を稽古し、剣道や居合の有段者も数多く在籍する我が部。やはり、武道マンガが強かったか・・・。とくに斉藤一の「己の信念を貫けなかった男など死んでも生きてても惨めなものだ」に共感する者が少なくないようだ。

2位

魁!男塾

 後半の格闘マンガもよいが、やはり前半の国粋主義的キ@ガイ学校の方が燃えるぜ!薄志弱行・軽佻浮薄なる世間に背を向け、漢の道を貫き通す。これぞ漢!
 民明書房こそ我らが知識!

3位

ゴッドサイダー

 古今東西の宗教観が入り乱れるこの手のマンガは、日本でしか出版できまい。しかし、鬼哭一族というだけで、なぜ霊気&瑠璃子は魔王の子ということになるのだろうか?

4位

北斗の拳

 時限爆弾のような精巧な武器がなくとも、バイクとガソリンは豊富にある。すでに199X年は過ぎたが、この肉体と廃墟とバイクの世界観は、我々に衝撃を与え続けている!

5位

大相撲刑事

 天下のジャンプに自由帳レベルのマンガが載るとは・・・。まあ、近年の小ぎれいな絵の定型的マンガが並び立つようなジャンプよりもイカスぜ!両国県警とは・・・なまじ両国に居たことがあるだけ笑えるぜ。

6位

すごいよ!!マサルさん

 「文脈の破綻」という、誰もが考えつくがマンガ化しなかったギャグスタイルで登場した世紀末的マンガ。強引に笑わせようとするそのスタイルは、やはり一発屋だったか。

7~
9位

キャッツアイ
レベルE
花の慶次

 このへんは読んでいないのだ。

10~
11位

アウターゾーン
ドラゴンボール

 「ドラゴンボール」の異常な長引かせと、「アウターゾーン」の連載開始からジャンプは狂ったという声多数・・・。
 けど、けっこう好きな人はいるらしい。

12位

ハイスクール!奇面組

 絵は物事の特徴を捉え、話も一つ一つ前提となるもの(常識や通念など)を踏まえている。正統的なギャグマンガであり、マンガとしても基本的な良作。

13位

シティーハンター

 「プロ」という葵の印籠をすべての根拠に、冴羽獠が超人的活躍をするのはいいとして、半ギャグ半シリアスがどうも消化不良。少年誌で大人の女を絡ませると、ギャグにならざるをえないか・・・。序盤はよかったのに。

14位

ジョジョの奇妙な冒険

 複雑なレトリックやトリックはさすがであるが、途中でちょっと基点である足場があいまいになってきた気がする。3部までがバランスがとれていてよかったかな。

15位

地獄先生ぬ~べ~

 小学生の女の子の描き方も、ここまできたか・・・。それ以外は、わりかし少年マンガとして佳作なんだけどね。

16位

こちら葛飾区亀有公園前派出所

 バイク・銃などのマニア受けするネタ、ノスタルジックな昭和30年代ネタ、社会情勢、流行や先端技術の早い段階でのテーマ化と風刺など、広いネタがよかったのだが、どうも近年、ネタが偏りがちかな・・・。

17位

変態仮面

 ・・・・・・。

18位

幽遊白書

 名実共に、この時期最高の少年マンガだったね。とくに、母親がテレビアニメを好んでみていたという例が多いらしい。

19位

バスタード 暗黒の破壊神

 この人も才能あるひとだとは思うのだが、季刊に移行してから、凡人はついていけなくなってきた。

20位

激!極虎一家

 極道たる者を描くその気勢は、荒削りだが大胆豪快。強さと勝利こそがすべての正統性であるその世界観では、あらゆる権威も権力否定される。
 実は粗雑な革命マンガかも・・・。

21位

影の戦闘隊

 日米安保廃棄後の日本の空を守る、謎の戦闘集団を描く。政治も外交もクソもなく、ただ実在する戦闘機を駆る謎の戦闘集団・・・アホすぎて笑えます。

22位

幽霊小僧がやってきた

 ジャンプ史上、ここまで過酷な打ち切りをされたマンガはあるまい。「END」の文字を出されることもなく、「次週予告:次は恐竜ナンタラと対決だー」と書かれたまま消滅とは。

23位

サイボーグじいちゃんG

 絵も緻密で、話もブラックユーモアが効いて笑えるこのマンガが、わずか4巻で終わるとは。これだからジャンプは衰退するんだ・・・。

24位

スクラップ三太夫

 だから、プロレスはもういい!
 リングを描かずに戦いを描けないのか!?

25位

変幻戦忍アスカ

 小学生だった当時は、この過激なコスチュームに逆に呆れたものだった。今のジャンプに、こんなアホなマンガを掲載する度胸はあるまい。

26位

瑪羅門の家族

 魔修羅などという対抗集団を出して話を広げず、最初のような子悪党を退治するマンガのままだったら、もっと続いたと思うのだがね。

27位

Dr.スランプ

 こんなアホで、支離滅裂寸前のマンガ、最近はなかなか見ないなぁ。

28位

ダイの大冒険

 う~ん、特別面白いとは思わなかったが・・・。

29位

サイコプラス

 残念ながら、読んだことないッス。

30位

ザ・モモタロー

 うるさいくらいにアホなギャグ格闘マンガ。ここまでパワーのあるアホは、なかなかおるまいて。

31位

メタルK

 いわゆる美少女主人公が溶けて、その溶解液で敵を溶かし殺すとは、凄絶なマンガだったものだ。昔の少年誌はもっと制約が緩かったんだなぁ。

32位

キックボクサーマモル

 読んでません。

33位

銀河 流れ星銀

 犬がしゃべる!
 闘犬(「ヤマト」)の次は熊狩りか。熊の恐怖は当時のガキにとって新鮮だったはず。しかしね忍犬はないッス・・・。

34位

スラムダンク

 まあ、一般的にウケたか。
 こういう大衆ウケするマンガは好きでないけど、「スラムダンク」程度に人気のあるマンガが、今どれほどあるだろうか。

35位

サイバーブルー

 銃にこだわりがなさすぎる。ただケンシロウ面で、熱い戦いめいたことをやっても、淡泊な銃の描写、意味に乏しいサイバー描写なんぞでは、読者はついて来ぬよ。

36位

恐竜大紀行

 こういう教養ある良作は、ジャンプでは1巻打ち切りで重版もなしか。ジャンプの品位と知的レベルはこんなもんか。

37位

キン肉マン

 今考えたら、とんでもねーバカマンガかも。第一「超人」って何なんだろうか。しかし、こういうパワーでバカさを忘れさせるマンガは、今はなかなか登場できないようだ。

38位

ブラックエンジェルズ

 自己を悪と称し、悪を倒す。
 勧善懲悪が基本だったこの時代に、この黒いヒーローは衝撃だった。

39位

てんで性悪キューピッド

 小学生の目にはエロかったね。毎週楽しみにしていたものだが、親の目がキツかった。「幽遊白書」でブレイクした後の冨樫もいいが、何でも出来た新人の頃の作品も笑える。

40位

空のキャンバス

 この人の描く、青臭いドラマは、小学生の目にも臭かった。まあ、それがいいいのだが。

41位

聖闘士聖矢

 爆発的人気を誇ったもの作品も、我が棒術部ではこの程度の順位とは・・・。

42位

珍遊記
モンモンモン

 このへんは、すでにジャンプを読んでいなかったので、いまひとつ、よくわからんね。


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