last up date 2003.06.30


 最初はA303の不満点(動画に音声がない、リモコン非対応)を解消しつつも、A303の利点(単3電池仕様の汎用性)をも持つカメラと言ったら、中型コンパクトカメラにはミノルタのFシリーズしかなかった。さも無ければ大型コンパクトカメラになる。しかし私にはC5050のようなコンシューマ上級機を扱う腕はなく、FシリーズのSDを導入するのにも抵抗があった。すると残ったのはC750しかなかった。
 そんな消極的な理由でC750は導入された。10倍ズームも「あれば遊べるだろう」という程度の認識で、それが目的ではなかった。しかしいざ手に取ってみると、光学10倍ズームはなかなか使える。山や海に行かなくても、近距離の小さな物品や猫の撮影にも重宝すると気づいた。これからは私のメインカメラとして活躍していくことであろう。




モデル名

Olympus CAMEDIA C750 UltraZoom

所有期間

2003.06.27〜


有効画素数

400万画素

撮像素子

1/2.5型 CCD

 実際問題として300万画素クラスでも十分だったのだが、画像編集でトリミングする際には画素数が多い方が有利だ。さらに言えば、C740がリモコン非対応で、さらに動画に音声が付かなかったために、C750しか選択肢がなかったとも言える。


記録メディア

xDピクチャーカード

 A303から使用しているのでメディアやリーダーは流用できる。ただ、富士フイルムとオリンパス以外で採用される見込みはほとんどなく、接触部分が剥き出しでショートの危険があり、小型なのにそれを活かしたようなハイコンパクトモデルもないこのメディア。好きこのんで付き合う必要はない代物ではある。


光学ズーム

10倍

レンズ焦点距離

38mm〜380mm(35mm換算)

 別に遠くを撮らなくても、有名人やスポーツ選手を撮る趣味がまったくなくても、これは便利である。近距離の被写体に対してもズームは有効である。旅行で風光明媚な場所や珍しい景色と出くわしたときは、なお楽しい。手ぶれには注意。


撮影感度

オート、ISO50/100/200/400相当

 標準的。


シャッタースピード

1秒〜1/1000秒

 特別遅くも出来ないが、不満はない。


セルフタイマー

約10秒

ワイヤレスリモコン

対応、別売り

三脚ネジ穴

あり

 ワイヤレスリモコンも同時購入。三脚につけてリモコン撮影というのは、私にとっては旅行でなくてはならない装備である。


ストロボ発光モード

オート発光(低輝度時/逆光時自動発光)
赤目軽減発光
強制発光
発光禁止
スローシンクロ

 ズームに対してストロボは近くしか照らせないので、夜戦では注意が必要。


液晶モニター

1.5型 TFTカラー液晶 約11万画素

ファインダー

0.44型TFTカラー液晶EVF。

 液晶のサイズは、カメラ本体に比してはやや小さいが、デジカメとしては標準的。


動画

QuickTime Motion JPEG
音声付き、15フレーム/秒、時間制限無し

 標準的。


電源

CR-V3リチウム電池2パック
単3形ニッケル水素電池4本
単3形ニッカド電池4本
単3形アルカリ電池4本
単3形リチウム電池4本

 望遠でレンズを長距離動かすため、モーターが電力を喰う。だが、4本も単3ニッケル水素を使うと結構持つ。汎用性の高い単3使用というのは、このサイズのカメラでは私にとっては絶対条件。


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