last up date 2002.12.02


五流(ごりゅう)
 元来は、一流〜三流の三等で表していた物事に対して、それ以下の最下等の存在を示す造語。現在はまだまだ定着しておらず、俗語として不快感を表す者、意味もよくわからない者も少なくはない。だが、やがては普及していく可能性は否定できない。
 ただし、従来通りに一流・二流・三流の三等区分に従って「三流」との語を用いるときに、いきなり五等の新区分を持ち出して「あんなのは三流ではなくて五流だ」などと、悪意を込めて吐き捨てるのはあまり感心しない。物事の区分が、三等区分か五等区分かなどということはどうでもよいことだが、そうした格付け方法が一つしかないかのように、相手の持ち出した区分を否定するのは、なんら生産的ではない。


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